いつも陽気な双子の「タック」と「ロール」。一見すると、全く同じ姿かたちをしていますが、実ははっきりした見分け方が存在します。また、普段は何を喋っているのか分からない彼らですが、作中には唯一聞き取れるセリフが。
当記事では、それらに加えTDLの出演に関しても詳しく解説しているので、気になる方はどうぞ寄ってってください。
見ていて楽しい「タック」と「ロール」
『バグズ・ライフ』(1998)がスクリーンデビューとなる双子の「タック」と「ロール」は、ハンガリー出身のとっても愉快なダンゴムシ。(どちらが兄か弟は不明、見分け方は後述。)常に笑っているのが印象的な見ていて飽きないキャラクターです。
作中では、サーカス団の一員として登場しており、肩車(作中だとタックが上)や互いにどつき合ったりする笑い芸などを得意とします。
声優は、英語版はマイケル・マクシェイン、日本語吹替版は水野龍司。
「お前、クビ!」が唯一のセリフ
作中、タックとロールは、母国語のハンガリー語を喋っているため、基本的に何を言っているのか全く分かりません。ただ、唯一聞き取ることができるセリフを一言だけ放っており、それが「お前、クビ!(You Fired!)」です。
このセリフは、作中ちょうどサーカスに失敗してクビになって団員たちが、パブで一緒に飲み明かすシーンで耳にすることができます。そこで、タックとロールは面白半分に「お前クビ!」、「お前クビ!」と叫んでいます。
“眉”が見分けポイント
タックとロールは、双子だけあって見た目が非常によく似ています。特に初めて見た方だと、両者に違いなどないのでは?と思うのが自然です。筆者もその口です。
ですが、両者の“眉”に注目してみてください。片方の眉は繋がっており、もう片方の眉は分かれていることに気づくはずです。
そう、この眉が繋がっているか否かが、タックとロールの唯一の見分け方となり、眉が繋がっているのがロール、眉が離れているのがタックとなります。
1度知れば判断は簡単なので、気になった方は再度映画で確認してみてください。
過去にはTDLにも登場!
タックとロールは、過去に東京ディズニーランドの出演経験もあります。
出演の際には、映画同様に両者セットで登場し、主に「ディズニー・オン・パレード:100 イヤーズ・オブ・マジック」(2002)や「東京ディズニーランド・エレクトリカル・パレード・ドリームライツ」(2001)といったパレードでその姿を披露しています。
残念ながら、現在ではその姿は見られなくなっていますが、もしかしたら今後『バグズ・ライフ』に関する何か特別なイベントが実施されることで、再び登場しないとも限りません。
まとめ
タックとロールは、見ていてとっても楽しいキャラクターです。個人的には、『バグズ・ライフ』の中で一番好きなキャラクターかもしれません。動作の一々が面白いです。
あと、見分け方は、眉が繋がっているのがロール、繋がっていないのがタックです。
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