“森の王様”であるバンビの父親および母親のプロフィールや登場作品について詳しく解説しています。森の王様には、滅多にみられない意外な一面が!?興味のある方はどうぞ寄ってってください。
一部ネタバレを含むので注意!
バンビの父親と母親は森の王・王妃
ディズニー映画『バンビ』(1942.8.13)がスクリーンデビューとなるバンビの父親と母親。ともに名前が明かされることはありませんが、父は「森の王様」で、必然的に母は「王妃」となります。
森の王様
バンビの父親は、森の王様らしく厳格かつ威風堂々としています。角も非常に立派です。また、森に危機が迫れば、身の危険を顧みず真っ先に駆け付ける勇敢さも兼ね備えています。ただ、途中からバンビの育児をすることになった際には、バンビに対して“デレ”る一面も。
父親は基本的に群れることはなく、つねに森に住む動物たちの「監視」にあたっています。監視には、足の蹄に伝わる音を感知して、森で何が起こっているのかをすぐに察知します。森の番人とも言い換えられるでしょう。
バンビの母親
優しさ溢れる母親の方は、バンビの育児全般は全て担当しており、バンビにもたくさんの愛情を注いでいます。王が森の監視で忙しい中、母親はバンビに対して様々なことを優しく丁寧に教え、バンビも母に甘えてばかりいるのがよく分かります。ただ、作中の途中には、人間の手によって殺されてしまいます。
母を知りたければ『バンビ』、父ならば『バンビ2』
『バンビ』がバンビの母について描いた作品とするならば、その続編『バンビ2 森のプリンス』(2006)は、その父親について描かれた作品といえます。両者の出番が、それぞれで見事に分かれています。
『バンビ』では、バンビが母からの愛情をたっぷり与えられ、母がいかに優しかったのかを知ることができます。バンビは母に甘えっぱなしで、寝るときもバンビは母の隣に寄り添って片時も離れようとしません。ちなみに『バンビ2』は、バンビの母が殺された直後の物語のため、母親は一部シーンでしか登場しません。
かたや『バンビ2』は、父と子の絆に焦点を当てており、『バンビ』では終始謎だった森の王について詳しく知ることができます。先に述べた父の性格や監視などについても『バンビ2』からの抜粋です。
普段は威風堂々の森の王も、バンビの育児になると四苦八苦し、父の顔をのぞかせています。森の王がバンビとともに父として成長する様子も本作の見どころです。特にバンビとじゃれ合うシーンは必見!
また、『バンビ2』のラストあたりで、父が母との出会いや自身の幼少期について、少しだけ語っています。森の王も最初から堅物だったわけではありません。
まとめ
ともに真逆とも言える性格ですが、やはり親子、父母ともにバンビのことを常に思っている点は共通しています。また、優しさ溢れる母に対して、父は愛情表現が苦手ですが、『バンビ2』ではその成長を垣間見ることができます。
バンビの母について知りたければ『バンビ』、父ならば『バンビ2』です!
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