ディズニーヴィランズの中でも人気の高い「ハデス」。その見た目とは裏腹にウィットに富んだその面白い性格が、多くのファンを魅了しています。また個性あふれる手下たちも見逃せません。

当記事では、ディズニーヴィランズの「ハデス」について詳しく解説しています。ちょっとしたトリビアやTDRに登場した新たな手下なども取り上げているので、気になる方はどうぞ寄ってってください。

“死者の国の神”ハデス

(C)1997Disney.All Rights Reserves.

ディズニー映画『ヘラクレス』(1997)がスクリーンデビューとなる「ハデス」は、主人公ヘラクレスの父「ゼウス」に取って代わり、オリンポスを我がものとしよう企んだ本作のヴィランズです。また、神の力をヘラクレスから奪い、人間界に追いやったのも彼です。

モチーフは、実際のギリシャ神話にも登場する冥界の神“ハデス”。青みがかった肌と青白く燃える頭は、神というよりは悪魔に近い容貌をしています。加えて、怒ると頭の炎が赤になるのも大きな特徴。

また、ハデスは、落ち着いた雰囲気ながらも、ウィットに富んだどこか憎めない性格をしているため、多くのファンがいることで有名なキャラクターです。ただ、その本質は“悪”。冒頭の紹介以外にも、ヘラクレスに怪物を仕向ける、メグを利用するなど、ヴィランズの名に恥じない数々のワルぶりを披露します。

TVシリーズでは意外な一面も

2001年から2003年かけて放送された「ヘラクレス」のTVシリーズでは、マレフィセントとハデスが恋人同士に描かれたことがあります。

さらにTVシリーズでは、『アラジン ジャファーの逆襲』(1994)で消滅し冥界へと行きついたジャファーとハデスのコラボも実現しています。ちなみにハデスは、このときジャファーを「ジャフィー」と呼んでいます。

ちょっとしたトリビアに。

手下の「ペイン」と「パニック」

(C)1997Disney.All Rights Reserves.

ハデスには、「ペイン」「パニック」という手下がいます。青でやや細身の尖った鼻をしているのが「ペイン」、紫で小太りの体型をしているのが「パニック」です。両者“変身”を得意とし、作中では小さな子供などに化けるシーンが何度か見受けられます。

「ペイン」と「パニック」はハデスほどにないにせよ“ワル”には違いありません。ですが、ともに少し間の抜けた感じのドジなキャラクターという点が、ハデス同様にどこか憎めません。

個人的には、ペインとパニックが人間界で人気者になったヘラクレスのグッズを身に着けていたのがツボ


TDRにも登場!新たな手下も

“夢の国”東京ディズニーリゾートにもハデスが登場します。

近年では、もっぱらハロウィンの時期に行われる東京ディズニーシーの「ザ・ヴィランズ・ワールド」のショーで、手下のペインとパニックを引き連れた船に乗って登場しています。ショーでは、作中同様にペインとパニックとの面白い掛け合いが伺えます。

さらにイベントではハデスの新たな手下となる「ミス・ハーデス」というオリジナルキャラクターも登場しています。ハデスの青い炎から誕生した彼女は、全身”青”のコーデをしており、頭が青い炎で燃えている点はハデスと共通しています。また、少し清ました感じがクールな印象を与えます。

ハロウィンの時期に東京ディズニーリゾートに行かれる方は、ぜひチェックしてみてください!

まとめ

ハデスは、単に”ワル”というキャラクターではなく、そこに”笑い”の要素が見受けられます。それゆえ、比較的ンとっつきやすいヴィランズといえ、人気があるのも納得です。また「ペイン」と「パニック」や新たに登場した「ミス・ハーデス」といった手下たちにも注目してみるのも面白いです。


ぶん文太

彼女の影響を受けてディズニーに感化。いっそ記事にしてしまえと執筆中。スポーツ好きです。(大相撲、ボクシング、陸上など)。趣味は陸上(短距離)と相撲観戦。

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