『眠れる森の美女』でお馴染みの妖精たち「フローラ」、「メリーウェザー」、「フォーナ」。魔法で皆を幸せにするのが彼女たちの仕事。
当記事では、3人の妖精「フローラ」、「メリーウェザー」、「フォーナ」のそれぞれについて詳しく解説するともに、作中では明かされなかったトレビアも紹介します。さらにTDLの限定パレードで登場することも判明したので、そちらもお伝えします。
3人の妖精たち
ディズニー映画『眠れる森の美女』(1959)がスクリーンデビューとなる3人の妖精「フローラ」、「メリーウェザー」、「フォーナ」。通常の人とは異なり、“魔法”が使えるのが最大の特徴。ただし、魔法を使うためには小さな杖を必要とします。
作中では、オーロラ姫を16歳まで育てあげ、魔法でマレフィセントからフィリップ王子に尽力するなど大活躍します。事実、主人公のオーロラ姫やフィリップ王子を差し置き、登場シーンは最も多いキャラクターたちです。
「フローラ」、「メリーウェザー」、「フォーナ」のプロフィール
イメージカラーが“赤”、“青”、“緑”の3人の妖精「フローラ」、「メリーウェザー」、「フォーナ」それぞれのプロフィールを紹介します。
フローラ
3人のリーダー的存在。赤の服を身にまとっており、オーロラ姫のドレスを作る際は、メリーウェザーの反対を押し切って、かたくなにピンク色にしようとやっきになります。
オーロラ姫が誕生して間もない頃に、魔法で“美しさ”を贈っています。また、オーロラ姫を魔法なしで育てようと提案したのもフローラ。
メリーウェザー
メリーウェザーは、青い服を着たやや小太りな妖精。フローラとは、オーロラ姫のドレスの色を巡って、かたくなに“青”を主張します。怒るとプリプリお尻を振るのが印象的。
オーロラ姫にかかったマレフィセントの呪いを、魔法で“死ぬ”から“眠りにつく”に修正したのも彼女。
フォーナ
おしとやかな性格をした緑の服を着る妖精。マレフィセントは「“愛”や“喜び”、“人を助ける喜び”を知らない」との発言も。
生まれたばかりのオーロラ姫には、魔法で“歌声”を与えています。
妖精のトリビア
妖精にまつわるいくつかのトリビアをご紹介します。なお、今回のトリビアに関しては、『眠れる森の美女』のDVD「ポップアップ・トリビア」を参考にしています。
名前が違った
公開前の妖精たちの名前は、以下のように決まってしました。
- フローラ→トランクイリティ(夢の妖精)
- フォーナ→ファーナデル(森の妖精)
- メリーウェザー→メリーウェザー(天気の妖精)
このように、フローラとフォーナの名前は後に変更され、メリーウェザーだけがそのままだったことが分かります。
3人は元々同じ顔だった
当初、ウォルト・ディズニーの考えでは、3人の妖精の顔は皆同じにする予定でした。ですが、2人のアニメーター(フランク・トーマスとオリー・ジョンストン)が、「妖精たちに“個性”を与えたほうがいい」と主張し、彼女らが誕生しています。
メリーウェザーは“幸せ”与える予定だった!?
メリーウェザーは、オーロラ姫にかかったマレフィセントの呪いを修正しましたが、本来だと“幸せ”を与える予定だったみたいです。
自然を操れるとの設定も
3人の妖精は自然界を操ることができるという設定も考えられていました。
予定では、フローラは花や植物、フォーナは動物や鳥、メリーウェザーは天気と、操れる自然もそれぞれで決まっていました。
原作は3人ではなく7人
原作では、妖精は3人ではなく7人存在します。さらにオーロラ姫には、美しさと歌の他にも、知性、品位、ダンス、音楽を合わせて与えています。
TDLでは“雨の日”限定パレードで登場!
3人の妖精たちは、東京ディズニーランド(TDL)のパレードに登場します。
ただし、登場にはある条件が必要となります。それは、“雨の日”だということ。
その雨の日限定パレードとは、夜に行われる「ナイトフォール・グロウ」です。雨のせいで中止になった「エレクトリカルパレード・ドリームライツ」の代わりに行われるミニパレードで、3人の妖精たちの姿もこのパレードで目にすることができます。
パレードでは、妖精たちのシャッターチャンスを見逃さないようにしましょう!
まとめ
3人の妖精「フローラ」、「メリーウェザー」、「フォーナ」は、3人それぞれに個性があって見ていておもしろいです。また、トリビアも意外に多くて驚きました。東京ディズニーランドの雨の日限定パレードでは、ぜひ彼女たちを一目みて帰りましょう。
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