ディズニーの名作『美女と野獣』といえば、なにはともあれ野獣ありき。では、その野獣のモデルは何か?

筆者が調べてみたところ、モデルは1つではなく複数の組み合わせであることが判明。ある意味納得の結果といえます。当記事では、その複数の野獣のモデルについて詳しく解説しているので、気になる方はどうぞ寄ってってください!

野獣のモデルは雄牛+ゴリラ+バイソンetc.

『美女と野獣』に登場する野獣のモデルは何か?

その答えは、ズバリ『美女と野獣』(1991)DVDに付属されている「音声解説」にて確認することができます。

音声解説では、本編の制作にかかわった人物による解説がなされており、野獣のモデルについてもはっきりと述べられています。

そこでは、クリス・サンダースに野獣のデザインをお願いして、野獣は「人間の体と動物の頭の組み合わせ」と語られています。クリス・サンダースといえば、現在では、ディーン・デュボアとともに『リロ・アンド・スティッチ』(2002)を制作した映画監督として有名です。

続けて解説では、「(野獣は)雄牛とゴリラを組み合わせだ、バイソンもね。後ろ脚はオオカミで前足はクマ」と語っています。

つまり、野獣は雄牛とゴリラとバイソンをベースに、オオカミやクマなど複数の動物をミックスさせたキャラクターだというわけです。バイソンとは、そのありあまる巨体が大きな特徴の牛の一種です。野獣の毛色ともよく似ています。

また見方によっては、野獣は複数の動物を組み合わせたキャラクターのため、人間は含まれていないもののギリシャ神話の怪物キマイラに近い存在ともいえるでしょう。

ちなみに野獣がこのデザインに至るまでに、当初はクワガタ野獣やカマキリ野獣といった昆虫や、魚頭野獣といった魚をモデルにしたみたいです…。想像しただけで気持ち悪い。(笑)

野獣の「目」

野獣が唯一、人間の時の面影を残す部分。それは「目」です。

先の音声解説では、野獣の目は「心の窓」となるようデザインしたと語られてており、目こそ野獣の心を見て取れる部分です。

悲しい時、怒っている時、喜んでいる時など、作中、野獣の気持ちを知りたいのであれば、野獣の目に注目してみましょう!

まとめ

野獣のモデルは、雄牛とゴリラとバイソンに加え、後ろ脚はオオカミで前足はクマと具合に、人間に複数の動物を組み合わせて誕生したキャラクターです。

音声解説で語られているように、野獣は『美女と野獣』の「努力の結晶」です。


ぶん文太

彼女の影響を受けてディズニーに感化。いっそ記事にしてしまえと執筆中。スポーツ好きです。(大相撲、ボクシング、陸上など)。趣味は陸上(短距離)と相撲観戦。

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