『美女と野獣』のお城のモデルは何か?
当記事では、そのお城の内部のモデルにも触れつつ詳しく解説しています。
さらに東京ディズニーランドに登場する『美女と野獣』の城「ビースト・キャッスル」についても触れているので、気になる方はどうぞ寄ってってください!
実写版の城のモデルは「シャンボール城」 アニメ版は不明…
『美女と野獣』のお城は、フランス・ロワールにある「シャンボール城」こそがそのモデルです。かのレオナルド・ダ・ヴィンチが設計に携わった城としても知られ、現在では世界遺産に認定されています。
ただし、これはあくまでも実写版での話。
アニメ版だと城の外見が実写版とは大きく異なり、そのモデルが別なのは誰の目に見ても明らかです。実写版の城が横長であるのに対し、アニメ版はシルエットが三角形に近いです。
ただ、残念ながらアニメ版の城のモデルは不明。
もしかしたら、アニメ版の城はそもそもモデルが存在しておらず、クリエイターが独自に描いたのかもしれません。これに関しては分かり次第即更新します。どなたか分かる方、ぜひ情報提供をお願いします。
城の内部のモデルはまた別
お城の内部のモデルは先の「シャンボール城」とは異なり、図書館やベルの寝室、ボールルームなどは、また別のところから着想を得て誕生しています。
なお、ここでのモデルも実写版の紹介となります。
図書館はポルトガルの大学図書館がモデル
野獣がベルを喜ばすためにプレゼントした図書館は、見渡す限りの本、本、本ばかり。その規模の大きさにあっけにとられた方も少なくないはず。
そして、この図書館のモデルとなったのが、ポルトガル最古の大学・コインブラ大学にある「ジョアニナ図書館」です。
コインブラ大学は、世界遺産に登録されており、「ジョアニナ図書館」はその一部となります。
映画同様と同じく、本によるその圧巻の景色そのものが、まさに芸術といえます。
寝室はドイツの宮殿
野獣に囚われたベルが、最初に案内される寝室。その寝室のモデルとなったのは、ドイツ・バイエルン州にある「ニンフェンブルク宮殿」です。
正確には、宮殿内部にある「鏡の間」がモデルとして利用されています。
鏡が織りなすその神秘的な雰囲気には、思わずため息。
ボールルームの「床」と「シャンデリア」
『美女と野獣』の大きな見どころともいえるのが、ベルと野獣のダンスシーン。実はそのダンスを踊ったボールルーム(舞踏場)の「床」と「シャンデリア」にも、モデルが存在します。
床はベルの寝室同様ドイツ・バイエルン州にある「ベネディクト会修道院」の天井の模様から、シャンデリアはフランス・パリの「ベルサイユ宮殿」のシャンデリアがモデルとして使われています。
きらびやかな踊りには、きらびやかなモデルが使われていたというわけです。
TDLにも『美女と野獣』の城が登場!
既にご存知の方も多いとは思いますが、東京ディズニーランドでは、2020年4月15日にて、新たに「美女と野獣」のエリアが誕生予定です。
それに伴い、『美女と野獣』のお城もそのエリアに登場します。
その名も「ビースト・キャッスル」。夢の国にしては結構物騒な名前です。(笑)
ビースト・キャッスルは、シンデレラ城に次ぐ第二のシンボルとして期待されており、その高さは30mにも及ぶとのこと。
ちなみに本場アメリカのディズニーリゾート(WDW)には、既に「美女と野獣」のエリアが誕生しており、お城ビースト・キャッスルも存在します。
そして、そのビースト・キャッスルの中は、「ビー・アワー・ゲスト・レストラン」というレストランにて、食事を楽しむことができます。
それだけに東京ディズニーランドにおいても、内部の施設やデザインにも期待が寄せられます。
ビースト・キャッスルについては、詳細が分かり次第、随時更新予定です!
まとめ
- 実写版のお城のモデルは、フランスにある「シャンボール城」。
- 城内部は、図書館がポルトガルのコインブラ大学にある「ジョアニナ図書館」、ベルの寝室がドイツの「ニンフェンブルク宮殿」の鏡の間、ボールルームは床が「ベネディクト会修道院」の天井の模様、シャンデリアはフランスの「ベルサイユ宮殿」が、それぞれのモデル。
- アニメ版の城のモデルについては不明。
- TDLには高さ30mにも及ぶ「ビースト・キャッスル」が誕生予定。
TDLのお城は、野獣気分?それともベルの気分?どちらで楽しみますか?筆者は野獣気分!
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