『美女と野獣』の結末を、アニメ・実写・原作のそれぞれで比較するといくつかの違いがあることに気づきます。当記事では、それら違いを踏まえつつ『美女と野獣』の結末について詳しく解説します。

必然的に物語の核心に迫るネタバレが含まれることになるので、読む前には十二分に注意してください!

アニメ版の結末

アニメ版の『美女と野獣』の場合、その結末は、ガストンは城の谷へと転落し、ベルはバラの花が散るギリギリのタイミングで野獣(王子)に愛の告白し、城の住民ともども皆元の姿に戻って、最後はハッピーエンドを迎えます。

『美女と野獣』と聞いておそらく大半の方は、この結末を思い浮かべるはず。

悪い奴はいなくなり、城にかけられた呪いも解かれ、さらに美しい王子と王女の誕生と、まさに絵に描いたような結末です。

ちなみに、ガストンが城から落ちる際の瞳にはドクロ」が描かれており、解説曰く、これは死を暗示しているのだとか。ほんのわずかなシーンなので、確認したい方は上手く停止させてください。

また、ラストのベルと野獣のダンスシーンは、『眠れる森の美女』のダンスシーンを少しだけいじっただけのもの。

実写版の結末

実写版の結末も大筋はアニメ版とほぼ一緒です。ですが、決定的に異なる点が存在します。

それは、ベルの愛の告白はバラが全て散った後、魔女が城に駆け付けベルと野獣の様子を見届ける、の2点です。

バラの花が全て散った後、ベルと野獣の様子を見に城に駆け付けた魔女は、ベルが野獣に告白するのを目撃し、魔女は魔法で野獣および城の住民全てを元に戻します。そして、最後はアニメ版同様にベルと野獣のダンスシーンでエンディングを向かえます。

ぶっちゃけ、最後は魔女の忖度ともいえますが、2人の愛を目の当たりにしたという点においては、魔女の目的も達成したといえるでしょう。


原作の結末

『美女と野獣』の原作は、ガブリエル=スザンヌ・ド・ヴィルヌーヴが描いた「ヴィルヌーヴ版」とジャンヌ=マリー・ルプランス・ド・ボーモンが描いた「ボーモン版」2種類に分けることができますが、その結末に関してはどちらもほとんど同じなので、その概要を紹介します。

原作だと、ベルは父親を一目見たいと野獣の住む館から出て、野獣と8日経つまでには館に戻ると約束します。

ですが、ベルの2人の姉は、ベルの身なりをみて嫉妬に狂い、ベルを家に引き留めようとして、約束の8日を経過してしまいす。これで野獣は憔悴して何も食べなくなり、10日を過ぎるころには死の危機を迎えてしまいます。

その後、夢で野獣の死を察知したベルはすぐに野獣の住む館へと戻り、野獣へ愛の告白をします。そして野獣王子の姿へと戻り、無事ハッピーエンドとなります。

ベルの2人の姉の存在や、野獣は呪いではなく自ら死の淵へと立った点など、ディズニー版との違いは多いものの、ベルが愛の告白をして野獣が本来の姿に戻るという結末は一貫しています。

ちなみにヴィルヌーヴ版だとベル出生の秘密、王子に呪いが掛けられた理由などが明らかにされ、ボーモン版だと、先のことは省略させる一方で、2人の姉は罰として仙女によって石像にされると新たな内容が追加されています。

まとめ

ベルが最後、野獣に告白してハッピーエンドを迎える点は、アニメ版、実写版、原作のいずれも共通しています。ですが、それ以外だとアニメ版と実写版でも微妙な違いが見受けられ、どれも全く同じ結末にはなってないことが分かります。

あなたはどの結末が気に入りましたか?筆者はやはりディズニーアニメ版。


ぶん文太

去年三十路を迎えたブロガー。彼女の影響を受けてディズニーに感化。いっそ記事にしてしまえと執筆中。スポーツ好きです。(大相撲、ボクシング、陸上など)。趣味は陸上(短距離)と相撲観戦。

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