パイプオルガンの「フォルテ」は、美女と野獣のスピンオフ作で登場するヴィランズです。
当記事では、そのフォルテの性格や本編での活躍などを項目別にして分かりやすく解説しています。気になる方はどうぞ寄ってってください!
パイプオルガンの「フォルテ」
パイプオルガンの姿に変えられた「フォルテ」は、『美女と野獣』(1991)のスピンオフ作『美女と野獣 ベルの素敵なプレゼント』(1997)に登場するキャラクター。姿が変わる前は、宮廷音楽家として城に仕えていました。
本作のヴィランズ。
また、部下にはピッコロに変えられた「ファイフ」というキャラクターが登場します。
声優は、英語版はティム・カリー、日本語吹替版は壌晴彦。
とにかくデカい! さらに魔法が使える
フォルテの見た目は、とにかくデカいの一言につきます。その大きさは他の者の何倍にもおよび、野獣でさえ小さく見えてしまうほど。
実質、美女と野獣で登場する中で最も大きいキャラクターとなります。
ただし、壁に固定されているため、自らで動くことは不可能。
そのかわり、曲を奏でることで五線譜や天使の魔法を使えることができます。これもフォルテの大きな特徴といえ、魔女に姿に変えられて他にフォルテのような魔法が使える者はいません。
性格は陰気
フォルテの性格は、陰気そのもので、どちらかといえば孤独を愛すタイプです。そのため、自らの曲も暗い曲調のものを好んで弾きます。
ただ、曲そのものに関しては、素晴らしい音色を奏でているには違いなく、ベルに「素敵」といわしめるほど。
フォルテは「ヴィランズ」
作中においてフォルテは、ベルのクリスマスのサプライズを妨げようとする「ヴィランズ」として登場します。
フォルテが他のキャラクターたちと大きく異なる点、人間には絶対に戻りたくないと思っていることです。
なぜなら、姿を変えられる前のフォルテは王子に全く相手にされなかったのに対し、王子が野獣になってからは、王子に慰めの曲を求められ、そこに自分が必要とされていると感じるようになったからです。
ですから、野獣とベルの仲が発展することを快く思っておらず、そのまま姿が戻ってしまうことなど許されない。ベルのクリスマスも失敗させよう企てます。その際には、部下のファイフも上手く“ダシ”に使います。
ベルにとっては、ある意味、恋の?最大のライバルともいえるかも。(笑)
まとめ
人間の頃、実力はあるのに王子からは馬鹿にされたことを考えると、フォルテの考えも分からないでもありません。そういう意味では、悲しいキャラクターともいえます。
あと、日本語吹替版だとフォルテの声が渋い!
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