ガストンの相棒といえばル・フウ!そのコミカルなキャラクターに惹きつけられる方も少なくありません。
当記事では、作中におけるル・フウの謎やゲイ疑惑などについて詳しく解説しています。気になる方はどうぞ寄ってってください!
ガストンの相棒「ル・フウ」
『美女と野獣』(1991)に登場するル・フウは、その大半をガストンと一緒に過ごすガストンの相棒です。基本的にガストンのイエスマン。
作中では、コミカルな演出が多く、三枚目と呼ぶにぴったりなキャラクターといえるでしょう。また、指揮者としての一面ものぞかせています。
代表曲は、ガストンを慰めるため酒屋で歌った「強いぞガストン」。
声優は、英語版はジェシー・コーティ、日本語吹替版は中丸新将、実写版・日本語吹替版は藤井隆。
作中の謎…
作中、気になったル・フウに関する2つ謎を紹介します。
見張りに何か月?
作中の途中、ル・フウは、ベルが再び家にやってくるまで、ガストンからその家の近くで見張りを任されます。
このシーン、ル・フウは、ベルの家の近くにあった雪に投げ捨てられて、そのまま置き去りにされてしまいます。そして、その後、ベルが父親ともに家に帰ってきますが、ル・フウは雪だるまとなってずっと見張りを続けていることが分かります。
ですが、ここで1つの謎が残ります。果たしてル・フウはずっとそこにいたのか?
というのも、ル・フウが、そこの見張りを託されてからどんなに少なく見積もっても1か月以上の月日が流れていることは明らかです。ル・フウが見張りを任されたのが真冬の出来事で、ベルが戻ってきたのは雪解けの時期です。
そして、仮にル・フウがそこでずっと見張りをしていたとしたら、1か月以上近くもの間、飲まず食わずだったということになり、現実だとまず不可能です。
この点については、DVDの音声解説にも触れられていますが、そこでは、ル・フウはそこでずっと待っていた!との衝撃的な発言が。
果たして、皆さんはどう考えますか?筆者は、さすがに合間合間に食事とトイレには行っていたと思います。
ちなみに同様の理由で、ベルの父親は数か月間もの間、ベルを探していたことになりますが、この点についてもぜひ考えてみてください。
ル・フウのその後…
実写版だと、ル・フウは最後、王子一行と一緒に仲良く暮らします。
ではアニメ版は?
残念ながら、これに関しては一切不明。もう謎、謎、謎です。
ガストンという最愛の相棒を失った今、果たしてル・フウはどのような生活をしているのか。筆者は、持ち前の明るさで意外と楽しくやっている気がします。
実写版だとゲイ!?
実写版『美女と野獣』(2017)では、ジョシュ・ギャッド演じるル・フウが、とあることで大いに話題となりました。
それは、ル・フウがゲイだということ!
もちろん、これはあくまでも実写版に限る話ですが、筆者も初めてこれを聞いたとき耳を疑いました。
ですが、脚本家のエヴァン・スピリオトポウロスも、ル・フウがゲイであることをはっきりと述べていることから、どうやら本当のことみたいです。
ただ、劇中ではル・フウがはっきりとゲイだと分かるシーンは描かれていません。ル・フウがゲイだというのはあくまでも後付けです。
先のエヴァン・スピリオトポウロスは、ル・フウがゲイになった経緯について、「当初の意図は、ル・フウが男性とダンスしていたら面白い、ハハハという感じだったんだけど、男性とダンスしているということで(世間の間で)事が大きくなってしまったんだよ」と語っており、元々ル・フウをゲイにするつもりはなかったが、男性とのダンスでゲイにせざるを得ない状況になっていったということが分かります。
筆者もあのダンスシーンから、ル・フウがゲイになるとは流石に想像できませんでした。
また、実写版のル・フウは、ガストンに対して「それはよくない」的な指摘をするなど、アニメ版にはない“愛”ある発言が読み取れることからも、ゲイを匂わせているとも考えられなくもないです。アニメ版は、ひたすらイエスマン。
参考サイト:シネマトゥデイ
まとめ
実写版とはいえ、ル・フウがゲイだったのはびっくりの一言!
また、作中の謎については、他のアニメなどにもよくある矛盾や疑問といえばそれまでですが、確かにどうなんだろ?と考えさせられます。
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