マックイーンの相棒「クルーズ・ラミレス」は、ある意外な過去を持ち合わせたキャラクターです。そして、その過去は声優の実際の体験談に基づいています。当記事では、それを含めてラミレスの最後についてなど、詳しく解説しています。興味のある方はどうぞ寄ってってください!
当記事では、一部ネタバレを含みますので要注意!
マックイーンの相棒「クルーズ・ラミレス」
『カーズ/クロスロード』(2017)にてスクリーンデビューした「クルーズ・ラミレス」は、黄色のボディが特徴的な若きトレーナー。
作中では、マックイーンの再起を図るべく、相棒として行動をともにします。また、とあるレースに参加した際には「フランシス・ベルトライン」という偽名を使用する場面も。
声優は、英語版はクリステラ・アロンゾ、日本語吹替版は、松岡茉優。
敏腕トレーナー!ラミレス
クルーズ・ラミレスは、あらゆる最新技術を知り尽くし、さらにレーサーたちのやる気を上げるすべも持ち合わせた敏腕トレーナーです。
作中では、あるレーサーには故郷のモニターを見せ、また別のレーサーに対しては、ふわふわの雲を見せるなど、レーサーの個性を熟知し、それに応じたトレーニングを実行している様子がうかがえます。
また、マックイーンに出会った当初には、タイヤに名前を付けるようにも促しています。ちなみにラミレスもそれぞれのタイヤに、左後マリア、左前ファニータ、右後ロナルド、右前デビー・リチャードソンといった名前を付けています。
声優の過去がラミレスの過去!?
クルーズ・ラミレスは、基本的に前向きでポジティブな性格をしていますが、ある意外な過去を持ち合わせています。
それは、元々トレーナーではなく、レーサーを目指しており、それを断念したという過去です。さらに言えば、当時の彼女のアイドルはマックイーンの他ありません。作中においても、彼女の隠された素顔が明かされる場面として、よりシリアスに描かれています。
実はこのラミレスの過去、声優クリステラ・アロンゾの実際の過去に基づいたものです。
彼女もまた昔は田舎から都会に出て夢をつかもうとした人物で、「大きな夢は見るな」というセリフも実際にクリステラが小さい頃に母親から言われていた言葉です。
つまり、声優の過去をそのままキャラクターに当てはめたというわけです。
また、クリステラがラミレスの声優に抜擢された理由も、この過去が決め手になっています。
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最後はレーサーに!?
ストーリー最後は、マックイーンのおかげもあってラミレスは念願のレーサーになります。マックイーンは、トレーニングセンターのシミュレーターで誰よりも速い数値を記録していたラミレスに、レーサーとしての素質を見出したのです。
その後は、ダイナコと契約し晴れてレーサーになったラミレスは、マックイーンの師であるドックハドソンと同じ番号51をつけることになります。そしてそのクルーチーフはというと…。
まとめ
ラミレスは、最後に見事、自分の夢をつかみ念願のレーサーとなります。エンディングのクレジットでは、その後の様子が少しだけ描かれており、レーサーとして活躍するラミレスの姿がうかがえます。
ラミレスもぜひピストンカップ制覇を目指して頑張ってもらいたいです!
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