ディズニー人気のシマリスコンビ「チップとデール」。見た目が非常に似ている両者ですが、よくよく見ると違いがあることに気づきます。その違いさえしっかり押さえておけば、チップとデールを見分けるのは簡単です。さらに記事では、その違いが実は後付けだったことも説明しています。興味のある方はどうぞ寄ってってください。
チップとデールの見分け方はこれだ!
チップとデールの見分け方は、歯、鼻、毛の色、性格、目、そして声から判断することができます。
歯
両者の歯に注目してみてください。前歯の本数が違うことにすぐ気づくはずです。
歯が1本だとチップ、左右に2本あるのがデールです。
鼻
チップとデールは、鼻の色とそのかたちが違います。
三角形で黒色の鼻をしているのがチップ、楕円で赤色だとデールです。
また、その鼻色とかたちから、名前をかけて「チョコチップ、鼻血デール」といった覚え方もあります。強烈なフレーズなため、頭にも残りやすいです。(笑)
毛の色
毛の色は、こげ茶がチップ、明るい茶色だとデールです。
ただ、互いが同じ色をしている作品も多くあるので、毛の色ばかりに注目しすぎるのも禁物。
性格
性格も両者を見分ける判断の材料となります。
しっかり者のチップ、お調子者のデールと覚えておきましょう。
バランスのとれたよいコンビです。
目
チップデールの登場作品をよーく目を凝らしてみると、両者の目にも若干の違いがあることに気づきます。
ぱっちりした目がチップ、やや半開きの目をしているのがデールです。
まばたきしている瞬間などが分かりやすいでしょう。
声
見逃しがちですが、声にも違いがあります。原語版、日本語吹替版問わず、声優はそれぞれ別の人が担当しています。
チップは声が高く、デールはそれに比べてやや低いのが特徴です。
日本語吹替版だと比較的分かりやすいのですが、原語版は非常に判断しづらいのが難点。
登場したばかりの頃は区別なし!?全ては後付け
実は、元々チップとデールに区別はなく、デビュー当初はただのリスとして登場しています。さらにその見た目も全ては後付けです。
その証拠にデビュー作『プルートの2等兵(Private Pluto)』(1943.4.2)では、両者の姿かたちは全く同じ。互いを見た目で判別することはまず不可能です。ただ、声優は当時からそれぞれ異なる人が演じています。
チップとデールが登場したばかりの作品だと、鼻の色が同じということも珍しくありません。
ちなみに初めてチップとデールという名前を作中で用いられるようになったのは、『リスの住宅難(Chip an’ Dale)』(1947)です。また、ドナルドとの初共演作品ともなります。
そしてデビュー後は、思いのほか彼らの人気が出てきたため、制作側は互いの違いを出すようチップとデールといった名前を与え、さらに見た目にも部分的にそれぞれに特徴を付け加えるようになったというわけです。
まとめ
- チップ…歯が1本、鼻が黒、毛の色はこげ茶、しっかり者、ぱっちりした目、声高
- デール…歯が2本、鼻が赤、毛の色は明るい茶色、お調子者、目はやや半開き、若干低い声
鼻の色と歯の違いが、チップとデールを見分ける最も手軽の方法です。特に「チョコチップ、鼻血デール」で覚えると一発です!筆者もこれですぐ覚えました!(笑)
ただし、見分け方によっては判断できないこともあるので注意しましょう。ディズニーリゾートだとチップとデールの毛の色は同じです。
ちなみに、非常によく似ているチップとデールですが、血のつながりはありません。あくまで互いは親友という設定です。
2件のコメント
匿名 · 2022年4月29日 1:31 PM
いいですねぇ~
匿名 · 2022年4月29日 5:54 PM
おおおおおおおおお