家族の愛を主題にした作品といえる『リメンバー・ミー』は、主人公ミゲルを含めた多くのリヴェラ家の人たちが登場します。そして、その人数と区別はとても1回見ただけでは把握できないでしょう。
当記事では、そのリヴェラ家の家族構成を詳しく解説してるので、映画を見た後で気になった方などはどうぞ寄ってってください!
当記事では、物語の核心に触れるネタバレを含みます。読む際はくれぐれもご注意を。
総勢21名!リヴェラ家の家系図
イメルダから続くリヴェラという名は、全てヘクター・リヴェラこそが、その始まりです。
主人公ミゲルを基準としてみると、リヴェラ家にあたる人物は、作中5代目までの総勢21名が登場します。5代目のママ・イメルダは、ミゲルにとってのひいひいおばあちゃん、より正確にいうと高祖母となり、生者の国だと100歳近いママ・ココ(ソコロ・リヴェラ)が最年長となり、ミゲルのひいおばあちゃんないし曾祖母となります。
そして、その家族うちママ・イメルダ、ヘクター、オスカルとフェリペ、パパ・フリオ、ロシータ、ヴィクトリアの7人が死者の国で、ミゲルを含めた残りの14人は生者の国で暮らしています。
ただし、ママ・イメルダの双子の兄弟となるオスカルとフェリペは、家系図を見れば分かるように、厳密にはリヴェラ家に含まれません。
また、ミゲルの母ルイサ、叔母のカルメン、祖父のフランコ、曾祖父のパパ・フリオ、そしてイメルダがリヴェラ家へ嫁ぐ、あるいは婿養子として後からリヴェラ家に加入しています。
メキシコではおばあちゃんもママ
作中では、ミゲルはイメルダに対して、「ママ・イメルダ」、フリオに対して「パパ・フリオ」と呼んでいますが、名前に“ママ”と“パパ”とつけるのは、メキシコの習わしの1つ。
一般に日本だとママ・パパの呼び名は母と父に用いられますが、メキシコではそれがより広範囲にわたり、おばあちゃんやおじいちゃん、さらにはひいおばあちゃんやひいおじいちゃんにもママ・パパの言葉が用いられます。
また、叔母、大叔母に対しては「ティア」、叔父、大叔父には「ティオ」の呼び名が用いられています。
ただ、これも家庭にもよるらしく、おばあちゃんを示す「アブエラ」、おじいちゃんの「アブエロ」を使い分けているところもあるみたいです。
ちなみにこれらの語は、メキシコの公用語であるスペイン語。
一説によれば、おじいちゃんやおじいちゃんにママ・パパが用いられるのは、子供は父・母だけではなく、家族みんなのものとして、その全てから愛情が注がれているからとのこと。
ミゲルもたくさんの家族から愛され、それは死後にわたって続いていることは、作品からもはっきりと見て取れます。
まとめ
作中ではミゲルと死者の国にいるリヴェラ家7人を軸に展開していき、残りの14名はほぼ出番がないのは周知の通り。ただ、ママ・ココは物語を語る上での最重要人物です。
あと、ミゲルの妹ソコロ・リヴェラは、物語の最後にて、妊娠していた母のルイサ・リヴェラが出産して登場しています。
1件のコメント
匿名 · 2024年7月24日 4:24 PM
家族がややこしい