『ダンボ』に登場するコウノトリは、日夜せっせとを荷物を届ける働きものです。当記事では、そのコウノトリの登場と、作中冒頭で歌っていた歌の歌詞を紹介しています。興味のある方は、どうぞ寄ってってください。
赤ちゃんを届けるコウノトリ
ディズニー映画『ダンボ』(1941)に登場するコウノトリは、動物の赤ちゃんを届けるキャラクター。ダンボもまた、このコウノトリによって母親のゾウの元へと届けられています。
元々、コウノトリは「赤ん坊はコウノトリのくちばしで運ばれてくる」とは、日本でもよく言われていますが、その元を探るとどうやらヨーロッパにいきつくみたいです。
作中では、冒頭、群れをなすコウノトリたちが、サーカス団が滞在するアメリカ・フロリダへと向うシーンが描かれており、いずれも動物の赤ちゃんを包んだ白い風呂敷を、先の言い伝え通り、くちばしに加えて運んでいます。
その後、フロリダで待つ親となる動物たちに、その赤ちゃんを届けています。赤ちゃんを受け取った動物たちは、とても嬉しそうにしているのがよく分かります。
ただし、ダンボだけはなぜか、到着が遅れてしまいます。届くのはサーカス団が乗る列車が出発した後です。
ちなみに赤ちゃんはどこから来ているのかというと、ダンボを届けたコウノトリいわく「天国からプレゼント」、
「天なる神がささげた赤ちゃん」とのこと。つまり、ダンボの世界では、赤ちゃんは天からの授かりものなのです。
ダンボを届けたコウノトリ
ダンボを届けたコウノトリは、主人公を届けるだけあって?その容姿も冒頭で登場したコウノトリたちと若干異なります。身につけているものも赤いキャップ帽と青いノースリーブのシャツと半ズボンと、いかにも郵便屋らしい格好をしています。
登場時は、いったん雲の上でくつろぎ、届け出る場所を確認しています。そして、動く列車の上から飛び降りて無事、ダンボを母親ジャンボの元へと届けています。
また、ダンボを風呂敷から出す際には、“ハッピーバースデートゥーユー”でお馴染みのお誕生日の歌を歌うなど、ユーモアあるコウノトリとして描かれています。
少し遅れたのもちょっと抜けているところがあったから?
曲「コウノトリにご用心」の歌詞
コウノトリは、冒頭で軽快な歌を歌っています。頭に残っている方も多いはずです。
以下、そのときに歌っていた曲「コウノトリにご用心」の歌詞を紹介します。なお、歌詞は、日本語吹替と字幕それぞれを掲載します。
日本語吹替
諦めずに待ち続けよう コウノトリがいつかくるよ かわいい赤ちゃん運んでくる
お金持ちも貧しい人にも みんな同じように
どんな遠い 地の果てでも 待ち続けりゃ
赤ちゃんのほしい あなたのうち 見つけてくれるでしょう
ほら今度はあなたの番 どんな子かな 五つ子かな
わくわくする胸を抱きしめて そっと待ちましょう
日本語字幕
ご覧!コウノトリが赤ちゃんを運んでくるよ
誰にでも同じように幸せを届けてくれる
隠れないで必ず見つかるよ 地球の果てまでもコウノトリは飛んでいくよ
いつかあなたのもとにも コウノトリが飛んでくる
もしかしたら赤ちゃんは5つ子かもしれないよ
日本語吹替と字幕とでは、歌詞に若干の違いがあるのが分かります。
グッズ
数はかなり限られますが、コウノトリのグッズもいくつか販売されています。値段は掛かりますが、別の言い伝えでは、「コウノトリが住み着いた家には幸福が訪れる」ともいわており、フィギアを家に飾ればがきっと幸せが舞い降りてくる!?
まとめ
赤ちゃんを届けるコウノトリは、まさに天からの使いです。もしかしたら神様にも会っているかも?
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