日本で旋風を巻き起こした『アナと雪の女王』。筆者も連日連夜「ありの~ままの~」をよく耳にしていたのを覚えています。そして気になるのはその興行収入!皆さんの想像通り、その額は途方もない数字となります。
当記事では、『アナと雪の女王』の、世界と日本で見た場合に分けた興行収入について詳しく解説するとともに、国別でどれだけの興行収入だったのかについても紹介しています。気になった方はどうぞ寄ってってください!
12億ドル突破!世界歴代5位を記録
『アナと雪の女王』(2013)の世界映画興行収入は、約12.7億(約1,280億円)ドルに上り、当時は歴代第5位の興行収入を記録しています。
さらに言えば、現在(2019年)の全米でのアナ雪の歴代興行収入が37位であるのに対し、世界歴代でみると15位と上であることが分かり、アメリカという枠を超えた世界的な人気をほこる作品だということが分かります。
また、CGアニメというジャンルにおいては、今もアナ雪が歴代1位。次点には、2018年に公開された『インクレディブル・ファミリー』(Pixer)の約12.42億ドルと続きます。ディズニー強し!
日本では歴代3位を記録!
日本における『アナと雪の女王』の興行収入は255億円に上り、これは日本歴代3位の記録となります。
ディズニーに限って言えば、次点『アルマゲドン』が135億円の興行収入なので、2倍近くもの断トツの興行収入です。
また、当時の200億円越えは、日本歴代1位の『千と千尋の神隠し』(2001、308億円)、第2位の『タイタニック』(1997、263億円)、そして第3位だった『ハリー・ポッターと賢者の石』(2001、203億円)の3作品しかなく、アナ雪はそこに割って入ったというかたちとなります。
ちなみに2016年には、『君の名は。』がアナ雪にあと一歩のところまで迫る250億円を突破し日本歴代4位を記録しています。やはり日本はアニメが強い!
CDも大ヒット!
アナ雪の代名詞ともいえる「レット・イット・ゴー~ありのままで~」は、日本では松たか子とMay.Jの2人が歌ったということで大いに話題になりました。
そして、その曲を収録した『アナと雪の女王オリジナル・サウンドトラック』(2014)は、年間98万枚を売り上げ、映画同様に大ヒットを記録しています。
当時はオリコン年間ランキングの「アルバムセールス部門」では2位を記録し、映画サントラが年間売上90万枚以上を突破したのは、『タイタニック』(133.5万枚)以来の実に16年ぶりだったとのこと。
国別興行収入ランキングTOP10
1位 アメリカ 4 億ドル
2位 日本 2.49億ドル
3位 韓国 7.6千万ドル
4位 イギリス 5.7千万ドル
5位 ドイツ 4.828千万ドル
6位 中国 4.824千万ドル
7位 フランス 4.6千万ドル
8位 ロシア 3.3千万ドル
9位 オーストラリア 2.67千万ドル
10位 イタリア 2.64千万ドル
参考サイト:Box Office Mojo
国別でみると、日本の興行収入は2.49億ドル(当時のレート約254億円)と、アメリカに次いで第2位の快挙! 他国では唯一の1億ドルを突破しており、3位の韓国に3倍以上もの差をつける断トツの興行収入を記録しています。
世界興行収入が12億ドルであることから、アメリカと日本でほぼ半分の金額を稼いでいることになります。
その後の3位以下は、桁も1つ下がりほぼ横ばい。差が日本ほど大きく開いてはいません。日本が如何にアナと雪の興行収入に貢献したのかよく分かります。
まとめ
- 世界興行収入は、約12.7億(約1,280億円)ドルで、世界歴代5位を記録。
- 日本の興行収入は、255億円で歴代3位を記録。
- 国別では日本が他国を高く大きく引き離してし、唯一の100億ドル超えを果たしている。
世界的に見ても、日本はアナ雪が特に人気があることが分かります。なんでも若い女性(特に中学から高校生)の影響力を物語っているのだとか。本当だとすると、女の力は凄まじい…。
1件のコメント
海外で育った日本人 · 2020年2月29日 10:20 AM
日本の男は女に夢見させてくれないからこういうのが大好きなんだと思う。
日本人の男の女性への考えは家政婦か下半身目的のどっちかみたいなイメージが海外より強めです。
奥さんや彼女を幸せにしてあげて自分がそこからかえってきた幸せをもらって二人とも幸せになるって感じじゃなく、俺のものになったら俺の都合を叶えろって感じ。女性も男性に尽くし気味だし、戦時中以外は逆の立場のほうが絶対にお互い幸せ