『メリー・ポピンズリターンズ』の最後、突如として登場する風船売りのおばあちゃん。当記事では、この風船売りにまつわる意外な秘密を3つほどご紹介します。作品を風船売りが気になった方、ぜひ寄ってってください!
前作のメリー・ポピンズが出演予定だった!?
実は前作のメリー・ポピンズ、つまりジュリー・アンドリュースが、元々風船売りのおばあちゃんを演じる予定だったと言われています。もしこれが事実なら、2人のメリー・ポピンズが夢の共演を果たして可能性あったというわけです。
ただ、彼女は出演の依頼を受けるも「これはエミリーの作品だから、彼女がやりきらないと。わたしがうろうろしていたらいけないわ」と、これを拒否。
そして、最終的に風船売りはご存知の通り、アンジェラ・ランズベリーが演じています。
仮にジュリー・アンドリュースが出演を受けていたとしても風船売りを演じてかどうかは断言できませんが、90歳以上という年齢的なものと、その役柄を考えるとほぼ間違いないでしょう。
ちなみに風船売りを演じたアンジェラ・ランズベリーは、知る人ぞ知る大女優で、日本だと「ジェシカおばさんの事件簿」の主役を演じたことで有名です。
そして、ディズニーだと、『美女と野獣』のミセス・ポット役としてあの名曲中の名曲「Beauty and the Beast」を歌っている方です。むしろ、ディズニー好きだとこっちで知っている人の多い?
風船のシーンは実際に飛んでいた!?
驚くなかれ、風船で飛んでいるシーンは、なんと実際に飛んでいます!
もちろん映画同様に風船のみで飛んでいるというわけではなく、背中にワイヤーを吊るして飛んでいるように見せています。
筆者はてっきりCGだとばかり思っていましたが、やはり実際にやってこそ表現できるものがあるのでしょう。
ちなみにメイキングについては、「メリー・ポピンズ リターンズ」のMovieNEXに収録されています。
風船は前作の「凧」
既に気づかれた方も多いとは思いますが、今作は続編をうたってはいるものの、前作と話の筋自体はほぼ同じ。煙突屋は街灯屋に姿を変えてダンスしますし、チョークの絵に入るのも陶器の絵に変わっただけ、もちろん笑い上戸の部屋は、例の逆さの部屋を連想させるもの。
そして、風船は「凧」に相当するものです。登場場面も作中最後とほぼ同じな点もポイント。
ちなみにこの筋の類似性に関しては、監督ロブ・マーシャルが「はっきり意図的に行ったこと」と述べています。
え?なんで凧が風船なの?と思われた方。ぜひ前作を見てみましょう。キーワードは「笑顔」です。風船をもっていたとき皆さん笑顔だったですよね?
凧を上げていたときのバンクスは、それと同じくらい笑顔を見せています。
参考記事:WIRED.jp
まとめ
- 前作のメリー・ポピンズを演じたジュリー・アンドリュースが風船売りを演じていた可能性があった。
- 風船のシーンは実際に飛んでいた。
- 風船は前作でいうところの「凧」に相当するもの。
筆者も実際に風船で飛んでみたい!いっそアトラクションに!
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