過去をさかのぼると、現在のミッキーの性格に至るまでには、それなりの経緯があります。昔のミッキーは現在とはかなり異なる性格をしており、というよりはまるで真逆。
当記事では、過去のミッキーの性格および現在の性格に至るまでの経緯について詳しく解説します。気になった方はどうぞ寄ってってください。
ミッキーの性格といえば
今日におけるミッキー・マウスといえば、“THE 優等生”という言葉がそのまま当てはまります。
誰かが困っていれば助けを与え、物事にも熱心に取り組む、またリーダーシップを発揮してまわりをひっぱっていくなど、その性格は品行方正そのもの、まるでヒーローのお手本です。筆者にいわせればズバリ生徒会長!
現在でミッキーが良いやつなのは疑いようのない事実。小さな子供たちの模範にはぴったりな存在です。
ですが、ミッキーの過去について知ると、どうやらこの優等生な性格もミッキーの全てではないみたいです。
昔のミッキーはワル!
お酒を飲む、たばこを吸う。
聞いて驚くことなかれ、これ全てミッキーが過去作品において行った行為。
『The Gallopin’ Gaucho』(1928)では、先のお酒とたばこの所作がはっきりと見て取ることができます。
ずばり、昔のミッキーの性格は、優等生とは正反対な“いたずらっ子”。現在の性格は、“丸くなった”と表現するのがより適当だったいうわけです。
このような性格は、主に1932年まであたりの初期作品を指しており、ミッキーの元祖となるオズワルドの影響も少なからず受けているためか、いたずらで生意気な、現在でいうところドナルドに近い性格をしています。
昔は俺、ちょっとワルさしててさー、このどこかで聞いたことあるこのフレーズは、実はミッキーにも言えることだったのです!
周りの声で性格も変貌
過激とも捉えかねない、昔のミッキーの性格は、人気になるにつれ周囲の反発を招き、変貌せざるを得ない状況を生みます。特に子供をもつ保護者からの要望が凄かったとのこと。
そして、ミッキーの性格は少しずつ変化していき、今日のヒーローの模範となるような性格へと至ったというわけです。
芸能人やアスリートしかり、有名人の宿命か、ミッキーもその例に漏れず。
世界中に親しまれている以上、その模範となるよう仕向けられたといってもよいでしょう。
まとめ
ミッキーは、特に1932年までの初期作品では、現在と性格がまるで違う“いたずらっ子”だったという過去を持ちます。酒もたばこもしています。
周囲の声で、そのキャラクターを演じざるを得なかったことを考えると、ミッキーも裏では結構ストレスためているのかも。職業もストレスをためやすい「俳優」みたいですし…。
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