モアナの祖母「タラおばあちゃん」は、エイのことが大好きで、色々なことを知っている物知り博士です。その言動より、島では少し毛色の違う一面ものぞかせます。ですが、今作を語る上ではなくてならないほどの存在です。

当記事は、モアナの祖母「タラおばあちゃん」について詳しく説明しています。タラおばあちゃんの声や歌にも触れているので、気になる方はどうぞ寄ってってください!

物知り博士「タラおばあちゃん」

ディズニー映画『モアナと伝説の海』(2016)において、モアナの祖母として登場する「タラおばあちゃん」。

島の歴史や伝説に詳しく、島の子供たちに伝え広めています。それはモアナも例外ではなく、作中冒頭では、タラおばあちゃんが話す島にまつわる紙芝居を、幼少期のモアナが食い入るように見聞きしています。ただ、ときおり不思議な言動をすることから、島のみんなからは変わり者と思われています。

一方で、タラおばあちゃんは、モアナの良き相談相手でもあります。モアナが悩みをかかえているときにいつも登場するとともに、何かしらの助言を与えてくれます。

また、タラおばあちゃんは、モアナが海に選ばれし者だということを知る唯一の人物です。物語に欠かすことのできない重要な役を演じており、モアナを海へ旅立たせるきっかけを作ったのもタラおばあちゃんの他ありません。

モアナも、タラおばあちゃんがいたからこそ、海への興味を持ち、旅立つことができたのです。

エイのタトゥーがトレードマーク

島に暮らす大人たちには、皆何かしらのタトゥーが刻まれていますが、タラおばあちゃんには背中に「エイ」のタトゥーがあります。

ちなみに『モアナと伝説の海』の舞台となる島は、オセアニアの文化を題材にしており、タトゥーもその一部となります。あと、モアナにタトゥーがないのは、まだ若いという最もらしい理由とのこと。

どうやらエイに対して並々ならぬ思い入れを持っているらしく、「あたしが死んだらエイになってもどってくるよ。このタトゥーを選んだんだからね。」(注.シネマトゥデイ)というほど。

なぜエイのタトゥーを選んだのかは、結局明らかにはされませんが、作中ではエイに囲まれて踊っている描写が何度かみえることからも、タラおばあちゃんとエイは切っても切れない関係といえます。

あと、物語終盤にタラおばあちゃんは、アッ!と言わせる登場もしています。気になる方は、そのまま検索して調べるような真似はせずにぜひ本編をご覧ください!(笑)

声と歌は誰?

日本語吹き替え版におけるタラおばあちゃんの声を担当したのは、女優の「夏木マリ」。ディズニーアニメの声優としては今作が初となります。過去には、ジブリ作品『千と千尋の神隠し』で、湯婆婆を演じています。

個人的には、その見た目どおり、優しい中にも声にどこかエネルギーが溢れる印象を受けます。

英語版の声優を担当したのは、「レイチェル・ハウス」というこちらも女優です。現在では、どうやら監督業も務めているみたいです。

ミュージカル要素が強い今作において、タラおばあちゃんは、『いるべき場所』や『モアナ』という曲を披露しています。そして歌もまた、夏木マリがモアナ役「屋比久知奈」とともに歌っています。

曲はモアナとタラおばあちゃんが交互に歌うといったもので、本人曰く「モアナに話しかけるように歌いました」(注.Real Sound)とのこと。

2人の息のあった歌の掛け合いが見どころです!


まとめ

モアナおばあちゃんは、物語のキーパーソンとして登場します。エイが好きな理由やなぜ昔の話をそこまで詳しく知っているのかと色々と謎の多い女性ですが、とても優しくて、モアナたちから凄く愛されているのがよく伝わってきます。あと、声優に夏木マリは、まさに適任でした!


ぶん文太

彼女の影響を受けてディズニーに感化。いっそ記事にしてしまえと執筆中。スポーツ好きです。(大相撲、ボクシング、陸上など)。趣味は陸上(短距離)と相撲観戦。

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