怖がらせ屋のジョージ・サンダーソンは、オレンジがトレードマークの陽気なモンスター。作中では、散々な目に合ってしまうことで有名です。そして、そのジョージにも実は意外な過去があります。
当記事では、『モンスター・インク』に登場する怖がらせ屋ジョージ・サンダーソンについて徹底解説します。サンダーソンの成績や相棒、さらに意外な過去など、気になる方はどうぞ寄ってってください。
オレンジの毛と頭の角が目印「ジョージ・サンダーソン」
『モンスターズ・インク』(2001)に登場するジョージ・サンダーソンは、サリーと同じ怖がらせ屋のモンスターです。オレンジ色の毛が身体全身をおおい、頭頂部には1本の白い大きな角が生えているのが大きな特徴。また、普段の性格は明るく陽気ですが、我慢の限界がくると容赦しません。
声優は、日本語吹替版は茶風林、原語版はサミュエル・ロード・ブラック。
海外のディズニーランドではグリーティングも。
成績は中の下
また、作品冒頭に登場するランキング形式の怖がらせスコアでは、怖がらせ開始前に13体中8番目58,986といったスコアを収めています。社内においては、中の下あたりの成績といったところでしょう。ただ、ジョージがどのように怖がらせているのかは、残念ながら作中で描かれていません。
ちなみにエンディングでは、トンカチとスイカを手にしているジョージを目にすることができます。おそらくスイカ割り?
相棒チャーリー
怖がらせ屋には、コーチともいえるパートナーが必ず1体いますが、ジョージ・サンダーソンにとっては「チャーリー」がそれにあたります。ちょうどタコとナメクジを合わせたような緑のモンスターで、青いヘルメットを常にかぶっています。
登場時には、ジョージのことを「俺たち兄弟みたいなもんさ!」と語るほど強い信頼関係で結ばれていることがうかがえます。少なくともこのときは…。
声優は、日本語吹替版は檀臣幸、原語版はフィリップ・プロクター。
散々なジョージ 相棒との確執も
作中においてジョージ・サンダーソンは、ある意味一番不運なキャラクターといえます。
なにせ「CDA(子供検疫局)」の消毒作業に2度も見舞われてしまします。CDAは、人間の子供による危険を一切排除しようとする組織です。さらに言えば、それを呼び掛けたのは相棒のチャーリーです。互いの関係もこれが原因でこじれてしまいます。ちなみに「2319」がCDA呼びかけの合図です。
1度目は怖がらせの最中に不運にも靴下を持ち帰ってしまいCDAに。その際には、自慢の毛も全て刈り取られてしまいます。2度目は、サリーが子供(ブー)のおもちゃをたまたまジョージのロッカーに詰め込んで、それを開いて
再びCDAの餌食と化しています。ちなみにこのシーン、CDAはロッカーの中から一斉に出てきます。(笑)
そして、未遂に終わった3度目は、チャーリーが呼びかける前に子供の靴下を口にぶち込み、そのままドアの外へ出してしまいます。ジョージも我慢の限界がきたということです。
ただ幸いにも。黒幕の護送シーンでチャーリーの姿を確認することができます。もしかしたら後で冷静になったジョージが元に戻したのかもしれません。あと、ジョージの毛もエンディングではきちんと元に戻っています。
続編にも登場!昔はワルだった!?
続編『モンスター・ユニバーシティ』(2013)では、ジョージ・サンダーソンの若かりし頃を目にすることができます。
作中では怖がらせ大会に出場しており、サリー、マイクらの敵として立ちはだかります。ジョージは、「ジョーズ・シータ・カイ」というチームに加入しています。
意外なことに、この大会1回戦でジョージのチームは、反則行為のため失格負けをしてしまいます。ジョージもしっかり違反しているのが確認できます。
『モンスターズ・インク』では、想像だにできませんがジョージも昔はヤンチャしていたのかもしれません。
あと、サリーたちとは既に面識があったという事実。
まとめ
ジョージは、なんだか憎めないキャラクターです。ですから、余計作中のCDA事件はかわいそうになってしまいます。ただ、昔はワルだったんです!ジョージも!その時の天罰か!?
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