『モンスターズ・インク』のランドール最後の場面には、意外な事実があった!?
当記事では、ランドール最後の場面のあらまし、その意外な裏設定について説明しています。また、筆者なりにランドールのその後についても少し考えてみたので、気になる方はどうぞ寄ってってください。
ランドール最後の場面
まずは、『モンスターズ・インク』で流れた、ランドール最後の場面についておさらいです。
ブーをつけ狙うランドールは、ドア保管庫で逃げるマイクとサリーおよびブーを追いかけ、サリーをあと一歩のところまで追い詰めます。ですが、ブーの必死の抵抗によって、結局ランドールは打ちのめされてしまいます。そしてmランドールはマイクらが用意した沼地地帯のドアに放り込まれて事実上の「追放」となります。
追放先では、息子と母親が住んでいたトレーラーの中で、ワニと勘違いした母親にランドールはスコップでおもいっきり叩かれてしまいます。同時にこれがランドールの最後の場面となっています。
その後もう少し話には続きがありますが、ランドール最後の場面は以上となっています。
つまり、ランドールの最後とは、トレーラーの中で人間に思いっきり退治されたというわけです。
意外な舞台裏
『モンスターズ・インク』のDVDおよびブルーレイには、副音声による監督らの作品解説を聞くことができます。そして、解説ではランドール最後の場面の舞台裏についてもいくつかの説明がなされています。
場所は「南部」
ランドールが追放された場所は正確には「南部」の湿地帯です。南部とはもちろんアメリカ南部です。ワニも多く生息している地域なので、ワニ自体がいることに何ら不思議はありません。
「バグズ・ライフ」のトレーラー
ランドールは最後、母親と息子が住むトレーラーに追放されますが、そのトレーラーは同じピクサー映画『バグズ・ライフ』で使用されたトレーラーの使い回しです。
『バグズ・ライフ』といえば、たくさんの虫のキャラクターが登場する作品として有名です。作中では、虫の街があるトレーラーハウスが登場しますが、それがランドールの最後の場面でも使用されたトレーラーとなります。
人は「シミュレーション人形」
トレーラーの母親と息子は、ランドールを含めあくまでシュルエットのみの登場ですが、そのシルエットの正体は、実はモンスターたちが子供を驚かす訓練用として利用していたドアシミュレーターの人形。さらに解説では作品冒頭に出てきたシミュレーターのものとも付け加えられています。
ちなみに1体のシミュレーション人形は、母親っぼくみせるために少し手を加えたみたいです。
ランドールは、シミュレーション人形に叩かれると思うとそれはそれで面白いですね。(笑)
その後は?
残念ながら、現在までに『モンスターズ・インク』のその後を描いた作品がないため、ランドールのその後については不明と言わざるを得ません。
ただ、雪男がビックフットと交流があったように、もしかしたらランドールもまた追放されたモンスターと交流を図りながらひっそりと暮らしているのかもしれません。
消えるオオトカゲ!などと人間界で話題になっている可能性も十分に考えられます。
まとめ
トレーラーと母親と息子にこっぴどくやれるというというランドール最後の場面は、悪事を働いたランドールにとっては当然の報いと思います。まあ、他に追放されたモンスターたちも普通の暮らせているみたいなので、ランドールも元気にやっていることでしょう。
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