ディズニー映画『トロン』の現実世界と電脳世界それぞれの登場する人物を紹介します。気になる方はどうぞ寄ってってください。

現実世界

まずは現実世界の登場人物を紹介します。ここでの人間関係をきちんと把握しておけば、電脳世界で何が描かれていたのかも多少理解しやすくなります。

ケヴィン・フリン

本作の主人公。元々ENCOM社の優秀なプログラマーとして働いていたが、「スペース・パラノイド」を含む5つのゲームをデリンジャーに盗作されて、場末のゲームセンターに追いやれるハメに。その後は、盗作された証拠データをつかむべく、ENCOM社のサーバーをハッキングする日々を送ります。

しかし、証拠データがMCPによって隠されていることを知ったフリンは、アランとローラとともにENCOM社に乗り込むことに。そして、フリンたちが来ることを察知していたMCPにより、電脳世界へと追いやれてしまいます。

エド・デリンジャー

自身の出世のため、フリンのゲームを盗作してENCOM社の株主筆頭まで上り詰めたデリンジャー。その後も独断経営をするも、ほぼMCPの言いなりになっています。

アラン・ブラッドリー

ENCOM社の社員で、警備プログラム「トロン」の開発者。トロン完成間近になって、デリンジャーが何者かハッキングしているという理由で、アクセス7を封鎖されたことに難色を示します。その際には、ハッキングしているのは、実はフリンだということを突き止め、恋人のローラとともにフリンの元へと向かいます。

ローラ

アランの恋人。研究者としてアランと同じENCOM社で働いており、ギブス博士との実験にも立ち会っています。フリンの元を訪ねるアランに同行し、そのまま一緒にENCOM社に乗り込みます。また、フリンの元カノだったことを匂わせる発言も。

ウォルター・ギブス博士

MCPがフリンを電脳世界に送り込めたのも彼あって。作中、物質をデジタル化する実験を成功させています。アラン同様、デリンジャーの独断に腹を立てて抗議する一幕も。

電脳世界

電脳世界の主要キャラの大半は、現実世界と同じ俳優・女優が演じているため、見た目が同じです。一応、現実世界との人間関係とほぼ被ります。が、直接的な因果関係があるのかどうかは不明。

MCP

本作のヴィランズ。MCPとは「マスター・コントロール・プログラム」の略。デリンジャーがプログラムしたオペレーティングシステムで、ENCOM社のほぼ全てのプログラムを支配しています。フリンの求めるデータを隠蔽したのもMCPです。

性格は冷酷かつ卑劣、たてつくものは容赦なく消去する典型的な悪党です。また、ユーザ(人間)は自分に従うべきといった考えの持ち主でもあります。

元をたどるとチェスゲームのプログラムで、実はフリンとも何度か対戦した過去を持っています。普段はホログラム化された人面ですが、作中最後には顔が真っ赤になって笑いが止まらない顔に。

また、MCPを演じたのは、デリンジャーおよびサークと同じデビッド・ワーナー

サーク

見た目がデリンジャーと同じのサークは、MCPの事実上の右腕。MCPの指令は、全てサークを介して伝えられます。ただ、サークもまたMCPの駒にすぎず、意見した際には力でねじ伏せられています。作中冒頭にも登場しており、ライトサイクルにのっている様子が描かれています。

トロン

アランが開発した警備プログラムで、アランと瓜二つの見た目をしています。暴走するMCPを破壊するべく、フリン、ラムらと行動をともにします。

ラム

元々は、保険会社の計理プログラム。本人曰く、自身には高い保険がかけられていたから優秀だったとのこと。フリン、トロンらとともに逃走を試みるも、追手の襲撃によって消え去ってしまいます。

ヨーリ

アランの恋人ローラと見た目が瓜二つで、現実世界同様にトロンの恋人的存在。トロンと接触後は、ともにユーザーとコンタクトの取れるタワーへと向かいます。

あと、フリンとトロン2人とのキスシーンも。結構軽い女と思われても仕方がないかもしれません。

デュモント

ユーザーとコンタクトの取れるタワーを統治するプログラムで、見た目がギブス博士と同じ。タワーについたトロンとローラに協力したことで、MCPに囚われてしまいます。


まとめ

電脳世界のキャラクターたちは、顔のみで判断しなければならないのが大きな欠点です。くわえて場面も突如切り替えるので、筆者も誰が誰なのかさっぱり分からなくなったことが多々あります。見る際には、十分にご注意を。


ぶん文太

彼女の影響を受けてディズニーに感化。いっそ記事にしてしまえと執筆中。スポーツ好きです。(大相撲、ボクシング、陸上など)。趣味は陸上(短距離)と相撲観戦。

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