『バグズ・ライフ』のヴィランズとなるバッタ一味のボス「ホッパー」。作中では、衝撃的な最期を迎えたキャラクターとしても知られています。
当記事では、『バグズ・ライフ』のヴィランズ「ホッパー」について詳しく解説しています。バッタ一味の絶対的なボス、その素顔とは?気になる方はどうぞ寄ってってください。
当記事は、一部ネタバレを含むので注意!
バッタ一味のボス「ホッパー」
「ホッパー」は、バッタ一味を従えるボスバッタとして登場する『バグズ・ライフ』(1994)のヴィランズ。やや曇りがちな右目は、過去に鳥につつかれて失明しています。
作中では、バッタ一味を束ねるボスとしてアリの群れを襲い、「アリは食べ物を集め、その食べ物をバッタが食べる」の考えの元、アリたちに貢ぎ物を用意させるなどの搾取を行います。
性格は、冷徹かつ荒々しい口調でまくしたてるのが特徴で、敵味方問わず気に入らないことがあれば平気で手を上げます。ただし、正反対の性格をしている弟の「モルト」に対しては、母親の死に際に放った
「弟には決して手を上げない」との誓いから、常にホッパーをいらだせるも殴りかかったことはありません。
声優は、英語版はケヴィン・スペイシー、日本語吹替版は壌晴彦。
絶対的なボス
バッタ一味がバカンスに戯れているシーンでは、これから雨が降るのにわざわざアリの巣に戻って襲う必要はないだろ?と一部のバッタが疑問に思います。
その話を耳にしたホッパーは、瓶に敷き詰められた穀物を使いながら、一匹一匹の力はたいしたことないが、俺たちの何百倍にも上るアリたち全てが反抗したらひとたまりもないと、上手く説きつけます。そして、その場にいたバッタ全てが一気にアリの巣に向かいます。
つまり、ホッパーがアリたちを襲う真の狙いとは、アリとバッタの上下関係をはっきりさせることで、貢ぎ物は二の次だったというわけです。
まさにホッパーを絶対的なボスとする、そのカリスマ性と賢さがよく伝わってくるシーンです。
ショッキングな最期
ホッパーの最期は実にショッキングです。
端的に言ってしまえば、鳥に食べられてします。要は、鳥の“餌”という悲しい結末を迎えるというわけです。
その問題のシーンでは、ホッパーは親鳥の口に加えられ、そのまま鳥の巣にいる小鳥たちの餌として食べられてしまいます。さすがに食べられているシーンが流れることはありません。
このホッパーの最期は、これまでのディズニーヴィランズの中でも1.2を争うほどのショッキングなシーンといえると同時に、ホッパーの言うところの「自然の摂理」にまんま当てはまるシーンともいえるのがなんとも皮肉めいています。
他にも衝撃的な最期といえば、『白雪姫』の「魔女」があげられます。
記事:【白雪姫】おばあさん(魔女)の名前や正体、変身薬の作り方など
まとめ
エンディングやDVDに収録されているNG集では、ホッパーは映画とは全く別の一面をのぞかせています。そこには、冷徹とはかけ離れた“まっとう”なホッパーの姿を見ることができるので、興味のある方はぜひ1度ご覧ください。ギャップに萌え?
0件のコメント