『美女と野獣』の舞台のモデルはアニメ版と実写版とで異なります。当記事では、その違いについて詳しく解説しています。気になる方はどうぞ寄ってってください!
ベルの住む村
のどかな風景が印象に残るベルの住む街は、アニメ版・実写版それぞれでモデルが異なります。
ともに作中に登場した街並みそのもので、とっても綺麗です!
フランス・コルマール(アニメ版)
アニメ版に登場した村のモデルは、フランス・アイザスに位置する「コルマール」と呼ばれる街。
アニメと同じ、もしかしたらそれ以上にカラフルなその街並みは、「小ベニス」とも称され見ているだけで飽きません。ベルが座ったあの噴水もここで目にすることができます。
また、街に流れる運河をゴンドラに乗って、風景をじっくり楽しむことができるのも街の魅力の1つ。
ちなみにコルマールは、スタジオジブリの『ハウルの動く城』(2004)のモデルにも。
フランス・コンクとドイツ・ローテンブルク(実写版)
実写版だと、モデルはフランスおよびドイツの二か国から取り入れられています。
フランスはミディ・ピレネー地方に位置する「コンク」と呼ばれる村から、ドイツはバイエルン州「ローテンブルク」という都市をモデルとしています。
山間にあるコンクは、フランスにおける最も美しい村に選ばれるほど景色が美しい村。また、世界遺産に登録されているサント・フォワ教会には、巡礼者が集います。
一方、ローデンブルクは、コンクとは対照的な大都市です。オシャレなレストランやカフェ、雑貨屋などが建ち並び、見ていて楽しいパステルカラーの街並みの雰囲気は、先のコルマールに近いです。
観光名所には、聖ヤコブ教会や展望台から景色を一望することができるローテンブルク市庁舎があげられます。
城のモデル
ディズニーといえばお姫様と王子様、そして外せないのがお城!
『美女と野獣』においては、あくまで実写版に留まりますが、お城のモデルはフランス・ロワールにある「シャンボール城」といわれています。
かのレオナルド・ダ・ヴィンチも設計に携わったことで知られ世界文化遺産に選ばれています。
映画に登場したお城同様、とにかく横に長く、その地方最大の大きさと言われるほど。
ちなみに城の内部はまた別のモデルが使われています。詳細については以下記事をご覧ください。
森はドイツの「黒い森」
作中では、ベルとその父が迷い込んだ不気味漂う暗い森が登場しますが、そのモデルとなったのが、ドイツ・シュヴァルツヴァルトにある「黒い森」と言われています。
先のモデルと比べるとその信憑性はやや薄いですが、作中で見たままの森であることには違いなく、筆者もおそらくモデルだと思います。ただ、実物の森は、恐ろしいというよりは美しいという言葉がしっくりきます。
まとめ
『美女と野獣』の舞台のモデルをざっくり言ってしまえば、フランスとドイツが大半を占めていることが分かります。特にフランスは原作が誕生した国であることも、大いに関係しているでしょう。
筆者個人としては、コンクか黒い森に行ってみたいです。特に黒い森に行った際には、ブログにでもあげてみます。
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