死者の国に存在する「アレブリヘ」は、死者の魂を導く案内役です。その特徴的な見た目から、気なった方も多いでしょう。
当記事では、『リメンバー・ミー』の「アレブリヘ」とは何かについて詳しく解説しています。元ネタや作中に登場するいくつかのアレブリヘを一覧にして紹介もしているので、興味のある方はどうぞ寄ってってください。
「アレブリヘ」とは?
「魂の旅の案内役」と呼ばれる「アレブリヘ」は、死者の国に存在する「生きた精霊」。1人の死者につき1体のアレブリヘがパートナーとしてついていることが多いです。
アレブリヘは、様々な動物の要素を取り入れた、そのカラフルな見た目が大きな特徴です。作中でも多くの種類を目にすることができ、種類によっては火を吐いたり、空を飛んだりすることができます。
また、魂の案内役である「アレブリヘ」は、生者の国と死者の国を行き来することができ、生者の国に行く際には、私たちがよく知る動物の姿に化けてから生者の国へと降り立ちます。
元ネタはメキシコの「フォークアート」
「アレブリヘ」は、元々メキシコにあった「アレブリヘ」という木彫りの民芸品、いわゆる「フォークアート」から着想を得て誕生したもの。1度ご覧になればすぐ分かりますが、その動物を模した色鮮やかな仕上がりは、まさに『リメンバー・ミー』に登場する「アレブリヘ」そのものです。
ただし、「魂の案内役」という設定は、あくまでもピクサーの後付け。フォークアートには、特に深い意味は持ち合わせていません。
もし、『リメンバー・ミー』の「アレブリヘ」のグッズが気になったのであれば、一層のことオリジナルを購入してみるのもよいかも。
劇中に登場する「アレブリヘ」
劇中で登場するいくつかの「アレブリヘ」を一覧にして紹介します。
ペピータ
ママ・イメルダをパートナーとするアレブリヘ。雄ヒツジの角、トカゲの尻尾、鷲のかぎ爪、ジャガーなどあらゆる動物の要素を合わせた見た目をしているのが特徴。生者の国に行く際には、ネコの姿に化けています。登場回数が多い、主演アレブリヘでもあります。
ダンテ
ミゲルの相棒犬のダンテも実はアレブリヘ。物語途中、ミゲルの一言でアレブリヘとなったダンテは、見た目がカラフルかつ小さな羽が生えて空を飛べるようになります。ただ、生者の国に戻る際は、元の黒い犬もどる模様。
記事:【リメンバー・ミー】ミゲルの相棒犬「ダンテ」 死者の国へ行った理由や元ネタなど徹底解明!
フロビット
カエルとウサギが合わさったアレブリヘ。その何とも形容しがたい“鳴き声”もポイントです。
作中、マリーゴールドの橋を渡れないはぐれ者が集う集落で、唯一目にすることができます。登場は一瞬なので見逃さないように!
猿
芸術家フリーダ・カーロをパートナーとする緑色をした猿のアレブリヘ。作中、名前が明かされることはありませんが、フリーダがミゲルにアレブリヘを説明する際には、火を吐いたり、身体の色を変化しています。
ちなみにダンテとのロデオシーンには、ピクサーボールが隠れています。
まとめ
作中における「アリブリヘ」は、死者の魂を導く案内役です。多種多様な種類が存在し、1人の死者のパートナーにつく場合が多いみたいです。ただ元ネタの「フォークアート」のアレブリヘは、そのような意味を持ち合わせていません。
作中をご覧になった方は、ぜひお気に入りのアレブリヘを見つけてください!
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