1928年と聞いてピンきた方、あなたはかなりのディズニー通といえるでしょう。そう、ミッキーマウスが誕生した記念すべき年です。当時は現在と比べて、ミッキーの様子もかなり違います。

早速、ミッキーマウスの誕生年1928年のミッキーを見てきましょう!

1928年に公開されたミッキーのアニメは?

今や世界中で人気者のミッキーマウスは、いわずと知れたディズニーの創業者ウォルト・ディズニーの手により、1928年11月18日に公開された短編アニメ『蒸気船ウィリー』にてスクリーンデビュー。(日本での公開は翌年1929年。)一般にこの11月18日がミッキーの誕生とされています。

当時、ミッキーの声優はウォルト自身が行っています。

この年に制作された他のアニメには、『ギャロッピン・ガウチョ(The Gallopin’ Gaucho)』(12月30日)があげられます。そして、これら2作品が1928年に公開されたミッキーのアニメとなります。

また、『飛行機狂(Plane Crazy)』は、1928年にサイレント映画として既に試写されていましたが、音声の吹き込みなどで再び作り直され、一般公開は翌年1929年3月17日にされています。

実は『ギャロッピン・ガウチョ』の制作日も『蒸気船ウィリー』よりも前。『飛行機狂(Plane Crazy)』→『ギャロッピン・ガウチョ』→『蒸気船ウィリー』との見方をする方もいます。

プチ情報として、さらにミッキーマウスという名は、実はウォルトがつけたものではなく、ウォルトの妻が名付け親です。

ちなみにウォルトが初めミッキーにつけた名前は、モーティマーマウス…。

詳しくは記事「ミッキーのライバル!モーティマーマウスって何者?意外な裏話も!?」をどうぞ。

元ネタはオズワルド

ミッキー誕生以前にもウォルトは既にいくつかのキャラクターを創作しています。その中で、ミッキーの元ネタともいええるキャラクターが「オズワルド」です。

うさぎをモチーフにしており、耳を除けたミッキーに非常によく似たキャラクターです。

ただ、オズワルドは一躍有名になるも、ユニバーサル・ピクチャー(現:ユニバーサル・スタジオ)とのある諸事情で表舞台から去ってしまいます。この問題は、特に著作権において、後のディズニーにも大きな影響を与えています。

2007年には無事ディズニーに復活しており、グッズ等なども販売されています。

オズワルドは、筆者も一番好きなディズニーキャラクターです!

オズワルドについては、記事「ミッキーの元ネタ!?オズワルドがかわいい!」をどうぞ!

当時は性格も違う

今でこそ、真面目で優等生な性格が定着しているミッキーですが、誕生当初はその真逆ともいえる性格をしています。

昔のミッキーはどちらかといえば、いたずら好きなやんちゃなネズミのように描かれています。ただの迷惑野郎とも。(笑)

ただ、ミッキーが人気になるにつれて、真似する子供たちが出るんじゃないかと危惧した大人たちが猛抗議。

そして、ミッキーの性格は見直されて、現在の真面目な性格に落ち着いています。

少し影のあるほうがやっぱりモテる?

『蒸気船ウィリー』

ミッキーの記念すべきデビュー作。ミッキーが蒸気船を操縦するワンシーンは、今日のディズニー作品のオープニングでもよく使われており、象徴的な場面といえます。

加えてミッキーの恋人ミニーマウスのデビュー作でもあります。


『ギャロッピン・ガウチョ』

ギャロッピンは全速力の馬、ガウチョは遊牧民ないしカウボーイを表しています。開始早々、煙草を吹いたり、酒を飲んだりする、ちょいワルミッキーが見られます。

あれ?ミッキーの年齢ってたしか…。

『飛行機狂』

最初の項目でも述べましたが、実際には翌年の19293月に公開されたアニメ。『フィリックスのノンストップ飛行』という作品が元ネタにもなっています。

題名の通り、飛行機に一緒に乗ったミッキーとミニーとのハチャメチャな展開が描かれたストーリーとなっています。最後は、ミニー自ら空へ飛び降ります。


まとめ

1928年にスクリーンデビューを果たしたミッキーマウス。誕生からすでに1世紀近く経とうとしていますが、その人気ぶりは衰えしらずです。その記念すべき作品『蒸気船ウィリー』は、ぜひ見ておきましょう!

筆者はオズワルドも大好きです。


ぶん文太

彼女の影響を受けてディズニーに感化。いっそ記事にしてしまえと執筆中。スポーツ好きです。(大相撲、ボクシング、陸上など)。趣味は陸上(短距離)と相撲観戦。

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