ピクサー(Pixar)という名の由来は、まさにピクサーそのもの。
当記事では、ピクサーの意味と、その由来について詳しく解説しています。気になる方はどうぞ寄ってってください!
ピクサーという名の由来
ピクサー(Pixer)の意味。その名の由来については、東海大学で教授を務めていたこともある岩谷昌樹の論文「ピクサーのスタイルマネジメント」の注釈にて詳しく説明がなされています。
ピクサーの名前は,ピクセル(pixel:画素)の動詞形のような感じにしたものであり、創設者の一人(アルビー・レイ・スミス)がそれを自分たちのコンピュータに付けていたことに由来する。その時の綴りは Pixer(スペイン語で to make pictures の意味)であったが、それに artと pixel arrangerを併せ持つように Pixarとした。
この論文から、ピクサーという語の語源は、テレビやパソコンの画像を構成する最小単位の画素(pixel)であったことが分かります。
ちなみにこの画素という語、近年だと、グーグルのスマートフォンGoogle“Pixel”など、その界隈では比較的よく使われている語です。
そして、創設者の一人であったアルビー・レイ・スミスが、自身のパソコンにスペイン語でto make picturesを示すPixerという名を付けたものを、最終的に芸術の意を示すartと画素をアレンジする人といった意を示すpixel arrangerを合わせて、Pixarという造語が誕生しています。
つまり、Pixarという語には、画素、絵を作る、芸術、画素をアレンジする人といった意味が込められているというわけです。
CG技術、つまり画素を駆使して絵を作りだし、それを芸術にまで昇華させる。まさに今日におけるピクサーそのものといえるでしょう。
あのライトライトスタンドは?
ちなみにオープニングでお馴染みのPixarのロゴの「i」として登場するライトスタンド。
実は、あのライトスタンドにもロゴに使われている並々ならない理由があります。
それというのも、あのライトスタンドは元々「ルクソーJr.」という名がつけられており、その登場作品はピクサーを語る上で非常に重要な作品です。
詳しくは以下記事にて詳しく解説しています。ピクサー好きの方はぜひ読んでみてください!
記事:ピクサーのライトスタンドを徹底解説!モデルは?なぜロゴに?
まとめ
ピクサーという語には、画素、絵を作る、芸術、画素をアレンジする人といった意味が込められています。意訳すれば、画素をアレンジしながら絵の芸術をつくる人といったところでしょうか。(笑)
ただ、いちいち説明するまでもなく、その言葉の意味は、数多くの作品が体現しています。ピクサー最高!
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