「おとぼけ」は、『白雪姫』に登場する小人たちの中でも特に人気のあるキャラクターです。当記事では、その「おとぼけ」について、性格や名前のもつ意味など詳しく解説しています。興味のある方はどうぞ寄ってってください。
「おとぼけ」って何者?
「おとぼけ」は、ディズニー映画『白雪姫』(1937)にスクリーンデビューした7人の小人のうちの1人。普段は、ダボダボした緑の服と紫色の帽子を身にまとい、髪の毛は生えていないのが外見上の特徴となります。また、例に漏れず、おとぼけも白雪姫にメロメロです。
おとぼけはおもしろい
小人たちの中では“ひょうきん”な役どころです。いわゆる三枚目。
それこそ、おとぼけ1人が、小人たちとは違う行動を起こし、見ている人たちを笑わせることも少なくありません。
英語で「Dopey」
おとぼけの本来の名前は「Dopey」。これは英語で、ばかな、まぬけな、もしくはぼんやりした、といった意味を持ちます。ですから、本来の名前の意味によると、おとぼけは単に“ボケ”ているのではなく、“ガチ”なのです。
ただ、「おとぼけ」という名前でも全く違和感なく、むしろぴったりだというところが訳者の凄いところといえます。
おとぼけは喋らない
おとぼけは、7人いる小人たちのなかで唯一、喋らないキャラクターです。ですから、普段は身振り手振りで何とかやりくりしようとします。それがまたコミカルに映って、他の小人たちとは少し違った印象を与えるともいえるでしょう。
一説によると、おとぼけを担当する声優が見つからなかったために、喋らない設定になったのだとか。
原作では区分けなし!
実は、原作『グリム童話』の「白雪姫」に登場する小人には、おとぼけ、おこりんぼ、くしゃみなどの区分けがありません。ですから、途中どの小人が何喋っているのかも皆目見当がつかない場面も。
記事:【白雪姫】ディズニー版と原作(グリム童話)との違い6選!
まとめ
おとぼけは、他の小人たちとは少し毛色の違うところをのぞかせます。そして逆にそれが、彼の魅力ともいえ、今なお多くの人たちに愛され続けています。特にコミカルな要素は、見ていて楽しい気分にさせてくれます。
ただ、実際におとぼけみたいな人がいたら、疲れてしまうのは必死…。
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