『シュガー・ラッシュ』に登場するレーサーの中には、「ミンティ・サクラ」という日本上映のみでしか目にすることができないご当地キャラクターが登場します。その見た目も「和」を意識しています。オリジナル版にはまた別のキャラが!?

当記事では、『シュガー・ラッシュ』に登場する日本ご当地レーサー「ミンティ・サクラ」を紹介するとともに、それ以外の国で登場するレーサーに関する情報も詳しく解説しています。気になる方はどうぞ寄ってってください。

ミンティ・サクラは日本限定レーサー!

(C)2012Disney.All Rights Reserves.

ディズニー映画『シュガー・ラッシュ』(2012)は、映画の名前にちなんだレースゲーム『シュガー・ラッシュ』が主な舞台。そこは「お菓子の国」とも呼べる世界で、カートに乗ったレーサーたちが順位を競い合っています。レーサーたちは、お菓子をモチーフしとした個性豊かな身だしなみとカートで、様々なコースを縦横無尽に走りこなします。

そして、そのレーサーたち中で唯一、日本限定のご当地レーサーと登場したのが「ミンティ・サクラ」。日本で上映された映画でのみ登場したキャラクターです。

緑の髪にピンクの着物姿が印象的で、頭には桜のかんざしをつけており、着物と「サクラ」という名前からも、「和」を意識しているのは言うまでもありません。カートは、緑色の包装紙に包まれた飴(おそらく抹茶)がモチーフとなっています。

作中では、ラルフが『シュガー・ラッシュ』についたばかりのころに、レースに参加する各レーサーたちが紹介されますが、その際にはミンティ・サクラもしっかり確認できます。

『シュガー・ラッシュ』のご当地レーサーは、ミンティ・サクラのみです。日本以外の国だと全て、後に紹介するキャラクターが代わり登場します。日本を出どころとする多くのゲームキャラクターが登場することも合わせて考えてみると、いかに日本への思い入れが強い作品なのかがよく分かります。

オリジナル版だと「ミンティ・ザキ」が登場!

(C)2012Disney.All Rights Reserves.

ミンティ・サクラが日本限定の登場レーサーならば、他の国だと当然ながらそれに代わる別のキャラクターが登場していることになります。オリジナル版に登場しているレーサーとも言い換えることができます。

そのキャラクターの名は、「ミンティ・ザキ」。ちなみにミンティ・ザキの「ザキ」は、ジブリ監督の宮崎駿の「崎」が由来です。

髪が緑色という点では、ミンティ・サクラと同様ですが、肌の色は褐色で着ている服も着物ではなく緑です。あと頭にはキャンディの包みを連想される大きなカチューシャをつけています。カートは、ミラーがついているなどの微妙な違いはあるものの、ミンティ・サクラが乗っているものとほぼ同じ。

色違いキャラが2体いる

注意点として、ミンティ・ザキには、ゲームの世界ではよくある色違いキャラが2体います。

それぞれティールグリーンの「スティッキー・ウィプルスニット」、イエローの「トーバルド・バッターバター」と名前も異なっています。

さらに、ミンティ・サクラの項目でもとりあげた作中でのレーサー紹介シーンでは、色違いキャラの2体はどちらも別キャラとして登場しています。ですから、ミンティ・サクラの左上に見える「スティッキー・ウィプルスニット」をミンティ・ザキと勘違いする方も少なくありません。よくよく見るとスティッキーは肌の色が白いです。

逆にオリジナル版だとミンティ・ザキと色違い2体、合わせて3体が勢ぞろいしています。ややこしい。


まとめ

個人的には、やっぱり日本的なミンティ・サクラのほうがかわいいと思います。セリフ欲しかった。てか、ミンティ・ザキだけなぜ色違いが2体もいるのが大きな謎です。

あと、ご当地キャラクターといえば『ズートピア』の「マイケル狸山」なんかが有名です。


ぶん文太

彼女の影響を受けてディズニーに感化。いっそ記事にしてしまえと執筆中。スポーツ好きです。(大相撲、ボクシング、陸上など)。趣味は陸上(短距離)と相撲観戦。

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