「クララ・クラック」は、ミッキーの古くからの旧友で、歌うことが大好きな女性の鶏のキャラクターです。また、「ホーレス・ホースカラー」や「クララベル・カウ」らとは、一緒になって紹介されることが多いですが、同期は意外なキャラクターであることが判明しました。
当記事では、クララ・クラックのデビュー作や意外な同期、さらにはグッズについてなど、詳しく説明しています。興味のある方はどうぞ寄ってってください。
歌姫クララ・クラック
クララ・クラックは、鶏(にわとり)をモチーフにしたキャラクター(女)。全体的にふくよかな体型をしており、身体全体を覆う羽毛がチャームポイント。
特にオペラを歌うことを得意とし、劇中ではその歌声を鳴き声とともに何度も披露します。自らしゃべることは皆無。
あと、ドナルドのことがとっても大好き。デイジーのライバルとも。
スクリーンデビューは、1934年に公開された短編映画『ミッキーの芝居見物(Orphan’s Benefit)』にて。1941年にはリメイク作となるカラー版も制作されています。
近年においては、アニメシリーズ『ハウス・オブ・マウス』や『キングダム ハーツII』などのテレビゲーム(なぜかモノクロ)にも出演を果たしています。
ホーレス・カラーとクララベル・カウの友人
クララ・クラックは、ディズニー初期の頃によく登場していたホーレス・ホースカラーやクララベル・カウとは、古くからの友人です。劇中でも一緒になって登場することが珍しくありません。
そして現在においては、この3キャラクターたちはまとめて紹介されることがほとんどです。ですがホースカラーやクララベルと大きく異なる点があります。
それはデビュー時期です。
クララベルは1928年、ホースカラーは1929年がデビュー年なのに対し、クララ・クラックは1934年と少し年数に開きがあります。さらにクララ・クラックのデビュー作『ミッキーの芝居見物』は、そのままドナルドのデビュー作となり両者は同期となります。
つまり、クララ・クラックは元々ドナルドが同期となるというわけです。また、1932年がデビュー年となるグーフィもまた、先のデビュー作で初めて名前が付けられたことを考えると、クララ・クラックとドナルドのほぼ同期といえるでしょう。
ただ、先述のとおり、もっぱらホースカラーやクララベルと一緒に登場していたため、グーフィとドナルドとはまた少し違った位置にいるキャラクターとなってしまったというわけです。
ホーレス・ホースカラーとクララベル・カウについて知りたい方は以下の記事をどうぞ!
記事:「陽気な馬「ホーレス・ホースカラ―」はミッキーの旧友」
記事:【Disney】牛のキャラクター「クララベル・カウ」って何者?グーフィーの彼女なの?
TDLにも登場!
クララ・クラックは、東京ディズニーランドのパレードやショー限定でその姿を披露しています。
これまでクララ・クラック出てきたショーやパレードには、「ワンマンズ・ドリームⅡ-ザ・マジック・リブズ・オン」、「うさたま大脱走」、「クリスマス・ファンタジー」、「ディズニー・サンタヴィレッジ・パレード」などがあげられます。
残念ながらクララ・クラックは、グリーティングキャラクターとして登場することはないみたいです。
ただ、パリのディズニーランドで限定ながらクララ・クラックに出会えたみたいなので、いずれ日本でもクララ・クラックがグリーティングキャラクターとして登場する可能性は高いといえるでしょう。その日が訪れるのを今しばらく我慢です。
クララ・クラックのグッズ
クララ・クラックのグッズもあるにはあるみたいです。ただ、筆者が探してみたところ唯一見つかったのがこれだけ。
アニメでもやっているロードレーサーになったクララ・クラックです。(笑)
しかも結構なお値段。
もし、アニメをみてクララ・クラックが好きになった方は、購入を考えてみたらいいじゃないかと思います。
他グッズもネットのフリマやオークションでたまに販売されているだけなので、クララ・クラックのグッズはかなりのレアといえます。
まとめ
クララ・クラックの同期が、実はグーフィやドナルドなのは意外でした。今日でも何度か作品に登場しているみたいですが、先のキャラクターと比べたら天と地ほどの差がついているのはいうまでもありません。
あと、クララ・クラックの歌を筆者も確認しましたが、何歌っているのか全く分かりませんでした!オペラは守備範囲外です!
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