『アナと雪の女王』は、「雪の女王」という童話が原作です。しかし、その原作ははっきり言って全くの別物!共通点はごくわずかしかありません。

当記事では、原作と『アナと雪の女王』との違いのポイントや数少ない共通点を紹介します。映画を見て原作が気になった方はどうぞ寄ってってください!


アンデルセンの「雪の女王」が原作

『アナと雪の女王』(2013)は、童話作家アンデルセンが創作した「雪の女王」(1844)を元に描かれた作品です。

今日だと、「雪の女王」は、絵本やアンデルセンの童話集などで読むことができます。また、『アナと雪の女王』の以外にも、過去に実写化やアニメ化が各国でなされている作品でも知られています。

原作とは別作品

『アナと雪の女王』と原作は、ほぼ別物と言っても過言ではありません。ゆえに原作との違いは多く、その一々をとりあげるとキリがないので、筆者が特に気になった違いを上げています。

少女が少年を助けに行く

『アナと雪の女王』は、そもそもストーリーの大筋が明らかに異なります。

『アナと雪の女王』をザックリ言ってしまえば、自分の魔法を制御できないエルサから端を発する問題に、妹のアナやクリストフらが何とか対処しようというお話です。

これに対し、原作「雪の女王」は、雪の女王に連れ去られた少年カイを、少女カイが救いに行くといった話です。

エルサと目される雪の女王がいわゆるヴィランズであり、さらに少女が少年を救いに行くといった点も大きく異なります。

少なくとも『アナと雪の女王』は、原作のごく一部の要素から着想を得ただけで、ストーリーそのものは完全なるオリジナルであるということが、ここではっきりと分かります。

悪魔の鏡

原作の大きなポイントになる「悪魔の鏡」も『アナと雪の女王』には登場しません。

「悪魔の鏡」は、作品冒頭に悪魔が作り出した鏡のことで、その鏡に写し出されるものは皆歪んで見えてしまう恐ろしい鏡です。悪魔の鏡にかかると、立派な人も醜く見えてしまい、反対に良くないものが素晴らしく見えるなど、様々なものがあべこべになってしまいます。

そして、この鏡は、ふとしたことがきっかけで破片となって地上に落ちてしまい、その破片が物語に大きく関わってきます。もちろん、破片が人の目や心臓に入ろうものなら大変な事態になるのは言わずもがな。

登場人物

喋るカラスや花、魔法が使える婦人、盗賊、王子と王女など、原作では『アナと雪の女王』には見られなかった人物や動物がたくさん登場します。

逆にトロールやオラフなどの『アナと雪の女王』に登場したキャラクターは原作には登場しません。

キャラクターに関しても、その大半がディズニーのオリジナルキャラクターだということです。


数少ない共通点は?

数は少ないものの『アナと雪の女王』と原作との共通点もあります。ここでは、その数少ない共通点を紹介します。

雪の女王

原作では、作品の題名にもなっている「雪の女王」が登場しますが、これはまず間違いなくエルサのモチーフです。

「雪の女王」は、子供を勝手にさらっていって放っておくなどの性格こそ大きく違えども、雪の魔法が使える、“女王”である点は、まさにエレサそのもの。

筆者が見る限りでは、『アナと雪の女王』で唯一、原作をモチーフにしたキャラクターいえます。

ちなみに原作にはスヴェンと同じトナカイが登場しますが、こちらはジョン・ラセターの犬がモチーフと言われており、原作から着想を得たとは言いがたいです。

雪の城

『アナと雪の女王』と言えば、エルサの作り出す雪の城を真っ先に思い浮かべる人も多いはず。

原作でも、その雪の城が登場し、原作を題材にしているのは言わずもがな。さらに、住んでいるのが雪の女王ただ1人という点も同じです。

ちなみに、原作の雪の城は、広間は100以上を越えるかなり大規模な城です。

心が凍る

アナが心に魔法を受けて凍ってしまったように窮地にさらされたように、カイは心臓に鏡の破片が入って、心臓が氷のように硬くなってしまいます。

魔法と鏡の破片という違いはあるものの、「心」が凍ってしまう点は同じは作品に共通します。

まとめ

  • 『アナと雪の女王』と原作は違いだらけ。
  • 大きな共通点は、「雪の女王」と「雪の城」。

原作の「雪の女王」は比較的読みやすく、『アナと雪の女王』の原点が気になる方は、ぜひ図書館等で読んでみてください。意外な発見があるかもしれません。


ぶん文太

去年三十路を迎えたブロガー。彼女の影響を受けてディズニーに感化。いっそ記事にしてしまえと執筆中。スポーツ好きです。(大相撲、ボクシング、陸上など)。趣味は陸上(短距離)と相撲観戦。

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