知っているようで知らない「メリー・ポピンズ」。東京ディズニーリゾートのグリーティングキャラクターとしても登場しているため、その知名度は決して低くいわけではありません。ですが、いざどんな人物だと聞かれたら答えに困るのもまた事実。メリー・ポピンズについて詳しく知りたい方は、どうぞ寄ってってください。
メリー・ポピンズは魔法を使うスーパーウーマン!
メリー・ポピンズは、ディズニー制作のミュージカル映画「メリー・ポピンズ」(1964)の主人公。作中では、両親の代わりに2人の子供を世話する乳母として登場します。普段は雲の上で暮らしており、ある程度の時期(風向きが変わる)が経ったら、また別の子供を世話しにいくようです。
性格はしっかりもので、本人曰く「何をやっても完璧」であることを強調しています。加えて容姿に優れ、響き渡る美しい歌声も特徴の1つ。そして何より「魔法」を使えることが、メリー・ポピンズと他の乳母との大きな違いです。
パラソルを使って空の上からやってきたかと思えば、鞄のなかから帽子掛けや植物など色々なものを取り出してみたり、子供たちを連れて絵の世界へ入ってみせたりしています。そして、どんな乳母の言うことを聞かなかった2人の子供も、メリー・ポピンズの魔法にすっかり夢中になってしまいます。
意味不明?元気が出る魔法の言葉
元気が出る魔法の言葉、「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス(Supercalifragilisticexpialidocious)」。
この意味不明かつとんでもなく長い呪文のような言葉は、絵の世界で競馬に勝ったメリー・ポピンズが、自身の気持ちを表しきれないときに初めて口にします。メリー・ポピンズは、そのままこの言葉を歌にものせて器用に歌いこなします。その後、子供はもちろん、ある意外な人物も口にすることに。
結局、この言葉の意味について作中で明かされることはありませんが、どうやら自身の気分を上げる言葉として用いられるみたいです。ですから、落ち込んだときに気分をよくしたいときにも用いるのもよいでしょう。
何か失敗して少し落ち込んだときは、一度口にしてみたらどうでしょう?スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス!
記事:【メリー・ポピンズ】「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」の意味は?辞書にものっていた!?
女優は誰?
メリー・ポピンズを演じたのは、女優のジュリー・アンドリュースです。当たり前ですが美人です。
彼女にとって『メリー・ポピンズ』は、初の長編映画作品かつ、一躍スターダムにのし上がった出世作となります。
アンドリュースは、この映画でアカデミー主演女優賞、ゴールデングローブ賞、主演女優賞 (ミュージカル・コメディ部門)の3部門を獲得し、名実ともにハリウッドスターとしての地位を築き上げます。1997年には、声帯結節の除去手術という困難を乗り越え、その後も精力的に映画に出演をし続けたまさにレジェンド。
また、『メリー・ポピンズ』の続編『メリー・ポピンズ リターンズ』(2018)のメリー・ポピンズ役は、女優のエミリー・ブラントが演じています。こちらもアンドリュースに負けず劣らずの美人です。ちなみにエミリーは、アクション作品出演のために肉体改造に励んだ過去を持っています。そういう意味では、より現代的な女優といえるでしょう。
TDRのグリーティングに登場!
メリー・ポピンズは、東京ディズニーリゾートのグリーティングキャラクター(フリーグリーティング)として登場します。グリーティングでは、キャラクターとサインや写真を一緒に撮ることができます。
記事:【ディズニーリゾート】「グリーティング」とは何ぞや?意味や種類を完全網羅!楽しみ方や注意点なども
気になるメリー・ポピンズの出会える場所ですが、東京ディズニーランドのみでしか、その姿が確認されていません。(2019年1月現在。)
登場エリアは、エントランス、ワールドバザール、ファンタジーランドの3か所です。また、メリー・ポピンズは、基本的に相棒のバートとともに登場します。
映画同様にとっても綺麗なので、おもわず見とれてしまうでしょう。
まとめ
メリー・ポピンズの、そのあまりの美しさに見入った方も多いはず。実は筆者もその一人。容姿端麗とはまさにこのことです。個人的には、とりあえずメリー・ポピンズを眺めているだけでも、映画を見る価値は十分にあります。
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